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zoom RSS 温泉と私 #63 「湯けむりの旅北海道 62/76」  菅野温泉

<<   作成日時 : 2018/09/27 09:24   >>

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シリーズでお伝えしている、温泉研究家、松田忠徳氏が1987年に新聞連載記事を単行本にした「湯けむりの旅北海道(76湯)」備忘録62湯目は「菅野温泉」訪問記です。


今回紹介する温泉は「菅野温泉」です。
http://www.kanno-onsen.com/

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かつて「かんのの湯で治らぬ病はない」と言われた程の名湯です。

我が家でも何度も訪ねた道内屈指の名湯です。


開湯は1912年(M45)、戦前に陸軍の保養所が設置されました。

その後、1941年(S16)、 「菅野旅館」として創業、1965年(S40)に 「然別峡七福の湯かんの温泉」新築に伴い「株式会社ホテル菅野」設立となりました。

1971年(S46)3月23日、 厚生省告示第55号により、然別峡温泉として国民保養温泉地に指定され道内随一の湯治場旅館として人気を博しました。


しかし、入浴料金の値上げや日帰り利用時の利用時間制限もあり客足が少し遠のいていたと感じていました。

2008年12月、 経営者の体調不良から休業となりました。

菅野温泉は国立公園内で営業する温泉のため、公園を管理する上士幌町の十勝西部森林管理署東大雪支署によれば2009年末までに再開のめどが立たない場合は、許可の更新が困難になる恐れがありました。


その後経営者は亡くなられ、 2012年6月29日、閉鎖された施設を株式会社鹿追ホットスプリングスが買収し、解体と改修新築と営業再開の準備に取り掛かかることとなりました。


国立公園内では工事内容に変更がある場合その変更に対し厳しい審査があるため当初の開業予定であった2013年5月より遅れることとなり、 2014年8月19日改装工事が終了、営業再開が決定しました。


先ずは当時(1990年5月時点)の浴槽説明をさせていただきます。

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@サビの湯(大浴場)
A滝の湯(大浴場)
B炭酸の湯(大浴場)
C不動の湯(中浴場)
Dいちいの湯(中浴場)
E小町の湯(小浴場)
Fクロレラの湯(旧野天風呂)
G湯の華温泉(新野天風呂)
H鹿の湯(キャンプ場)

E小町の湯は鍵付きの個室ですが、それ以外はすべて混浴でした。

Hの「鹿の湯」は宿の中にある浴槽ではなく、宿から15分程歩いた川沿いにあった無料の露天風呂です。


それでは9つの浴槽を紹介していきたいと思います。


@サビの湯(大浴場)

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A滝の湯(大浴場)

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B炭酸の湯(大浴場)

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C不動の湯(中浴場)
Dいちいの湯「オンコの湯」(中浴場)

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向かって左側が「不動の湯」で右側が「いちいの(オンコ)の湯」です。

本の中でもこちらの湯が紹介されています。

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※「湯けむりの旅北海道」より引用





E小町の湯(小浴場)

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Fクロレラの湯(旧野天風呂)

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クロレラの湯は元々足下から源泉が湧出する露天風呂だったのですが、屋根を付けたため内風呂的状態になりました。



G湯の華温泉(新野天風呂)

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H鹿の湯(キャンプ場)

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2014年8月19日(火)、かんの温泉はリニューアルオープンということで温泉達人である仲間をお誘いしオープニングセレモニーに行ってまいりました。

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実は前日のうちに然別峡無料露天群近くの駐車スペースに温泉仲間と車中泊待機しました。

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温泉仲間との温泉談義はとても楽しいですね。

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オープニングセレモニーが午前10時からとのことでしたので、1時間前に宿前の駐車場に来てみると既に凄い数の車です。

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新しい温泉経営は株式会社鹿追ホットスプリングスで代表は勝海 敏正社長です。

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セレモニー終了後、温泉が無料開放されました。

もの凄い人です。

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と言うことで私達は一番乗りだったのですが、温泉入浴を後回しにして先ずは勝海社長へご挨拶させていただきました。

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すると、ナ、ナ、ナント、社長は私のブログ読者であることが判明しました。
何とも嬉しい限りです。

そして勝海社長から

「よろしかったら源泉の場所へご案内しましょうか?」

とのありがたいお誘いをいただきました。


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その後仲間と温泉入浴です。

こちらの湯は、昔あった「クロレラの湯」を改装したものです。

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この時は日帰り入浴のみの営業で宿泊は3ヶ月後の 2014年11月13日より再開となりました。


この日、旭川からやって来る温泉仲間とかんの温泉で待ち合わせをしていたのですが、かなり遅くなって到着しました。

遅れた理由を聞くと、かんの温泉へ向かう車が多く、途中で交通規制していたとの事でした。

火曜日という平日にも関わらず、それだけ多くの方が「かんの温泉」の再開を待ち望んでいたのですね。


仲間全員で新しい湯を堪能し、その後新しい館内を散策しました。




さて、菅野温泉を語る時、近くのキャンプ場周辺にある「然別峡無料露天風呂群」を外す訳にはいきません。

我が家が最初に訪れた1990年5月、フロントでこれをいただきました。

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これに判明してる露天を付け足すとこんな感じです。

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「然別峡無料露天風呂群」を簡単に紹介させていただきます。

前段でもご紹介しましたが、キャンプ場奥の川沿いにあるのが「鹿の湯」です。

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「鹿の湯」近くにあるのが「夫婦の湯」です。

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本の中で紹介されている当時の「夫婦の湯」の様子です。

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※「湯けむりの旅北海道」より引用




そして今回ご紹介している「湯めぐりの旅北海道」の著者である松田忠徳さんが命名された「テムジンの湯」がこちらです。

モンゴルにも似た場所があることから「テムジン」と名付けられました。

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そしてこちらが「メノコの湯」です。

「メノコ」とはアイヌ語で「女の子、娘」を意味します。

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この写真は1992年8月撮影のもので、湯船が木枠で囲まれています。

しかしその後、自然公園法が改正され、国立公園内のこうした人工構築物が厳しく制限され撤去となりました。

2012年7月に訪れた際、「メノコの湯」はこんな感じになっていました。

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これも国立公園内の自然を守る観点から致し方ないことですね。


「メノコの湯」下の川沿いにあるのが「崖下の湯」です。

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こちらが「ピラの湯」です。「ピラ」とはアイヌ語で「崖、絶壁」を意味します。

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こちらは「チニカの湯」です。

「チニカ」とはアイヌ語で「夢」を意味します。

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こちらが「ダム下の湯」です。

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オープンセレモニー当時は雨模様でしたが、もちろん、温泉仲間と然別峡無料露天群をしっかりと堪能させていただきました。

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写真後方にバスタオルを巻いて疾走している女性がいますが、この方も温泉仲間です(笑)


仲間で入る温泉は、いつでも最高ですね!!

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八海のおやじさんをはじめ、皆さん、その節は大変ありがとうございました。



いずれにしても菅野温泉界隈には素敵な露天風呂が一杯です。

周辺は国立公園内ですので、くれぐれも人工構築物の設置や自然の形状を変える行為は厳禁ですのでご注意願います。

万が一そうした輩が登場すると露天風呂群への立ち入りが禁止される事になります。


マナーを守り楽しい湯巡りをお楽しみ下さい。




■「菅野温泉」はこちらです。 

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