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zoom RSS 温泉と私 #60 「湯けむりの旅北海道 59/76」  トムラウシ温泉

<<   作成日時 : 2018/09/24 08:12   >>

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シリーズでお伝えしている、温泉研究家、松田忠徳氏が1987年に新聞連載記事を単行本にした「湯けむりの旅北海道(76湯)」備忘録59湯目は「トムラウシ温泉」訪問記です。

今回紹介する「トムラウシ温泉東大雪荘」は、このシリーズで紹介する76湯の中で、我が家が一番数多く訪ねている温泉で一番思い入れのある温泉です。
http://www.tomuraushionsen.com/


50年前、私の父は私が中学2年の時、突然この世を去りました。
母、48歳でした。


農家を営んでいた我が家は父が亡くなってから5年間は農業を続けましたが、私も農家を継がないこととしたので私の高校卒業を待って離農しました。

その後現在の石狩市(当時は石狩町)へ転居することとなりました。

石狩市へ転居後、私は大学へ進学したのですが、これは母の支援なしにはありえませんでした。
母には本当に感謝するばかりです。


母は農家時代、かなり無理をして仕事をしていたため、ヘルニアや関節の病を抱えていました。

そんな苦労した母を私が社会人になったら少しでも親孝行したいと考えていました。


1980年代、全国的に「秘湯ブーム」が始まります。

この頃アウトドア雑誌やテレビの温泉番組で「秘湯特集」が組まれることが多かったように思います。


我が家でもそれに感化され、北海道を代表する秘湯へ一度母を連れて行くこととなりました。


「秘湯」と言っても、流石に山中を長時間歩いて行く場所は年老いた母には無理ですので、宿の前まで車で行ける秘湯ということで「東大雪荘」が選択されたのです。



トムラウシ温泉は1965年(S40)、町民保養所「東大雪荘」として開業しました。



本の取材は1985年(S60)10月で、その時の建物が紹介されています。

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※「湯けむりの旅北海道」より引用



.我が家、最初の訪問は1990年(H2)9月です。

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この頃の建物は木造2階建で冬に訪ねると客室から浴室までの長い廊下がとても寒かったことが思い出されます。


宿前の道路は今もその面影が残っています。

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内風呂は男女別でしたが、露天風呂は混浴でした。

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当時のパンフレットが残っていました。

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東大雪荘は母にとって北海道で一番、いや全国で一番お気に入りの温泉となりました。


1993年(H5)、老朽化した建物が完全リニューアルされ、鉄筋コンクリート5階建ての立派な宿となりました。

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2014年訪問時の「噴泉塔」です。

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以前は高温の源泉でありながら循環利用でしたが2015年9月から11月休館し、2015年12月熱交換システムに係る設備機器、配管の改修工事を採用し源泉かけ流しとなりました。


川のせせらぎを聞きながら入る露天風呂がお気に入りになったのは、きっとここ東大雪荘を訪れるようになったからだと思っています。

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それでは失礼して・・・

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母がトムラウシ温泉がお気に入りになったのは当時のF支配人が母に対し訪れる度にとても親切にしていただき、母にはそれがとても居心地が良く嬉しかったのだと思います。

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それから毎年母の日や冬を含め通い続けることとなりました。

そして1989年(H元)から2001年(H13)まで、我が家年賀状にその年に訪れた温泉でお気に入りの家族写真を使うようになりました。

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この写真は1995年(H7)の年賀状で使用したものです。

現在、露天風呂の男湯と女湯の間は仕切りができ行き来できませんが、当時は一部が開いていました。


お彼岸の時期でもありますので、過去の年賀状写真をご紹介させていただき母への供養とさせていただきたいと思います。

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↑1989年「新日本海フェリー(小樽〜新潟)」 

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↑1990年「チセハウス」

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↑1991年「トムラウシ温泉」 

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↑1993年「芽登温泉」

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↑1994年「仁伏温泉ログハウス」 

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↑1995年「トムラウシ温泉」

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↑1995年「静内桜並木」

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↑1996年「トムラウシ温泉」

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↑1997年「オロフレ峠」

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↑1998年「岩間温泉」

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↑1999年「かんのファーム」

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↑2000年「自宅にて」

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↑2001年「トムラウシ温泉」



その後母の体力が急激に減少し温泉旅に出かけることはありませんでしたが、時折「トムラウシ温泉」の思い出を語っていたことが思い出されます。


トムラウシ温泉をこよなく愛して止まなかった母も4年前、父のいる天国へと旅立ちました。

過去の温泉年賀状は母との貴重な思い出となりました。


母の日にトムラウシ温泉を訪ねた際、母が楽しみにしていた事があります。

それは、屈足地区にある「一本桜」です。

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トムラウシ温泉へは道道718号忠別清水線を新得町内(屈足)側からしか行くことができません。

道道路線名が忠別清水線となっているのは起点が天人峡温泉で、そこからここトムラウシ温泉を抜け清水町へと通じる予定でしたが、トムラウシ温泉より先の計画は中止されたためトムラウシ温泉東大雪荘で行き止まりとなっています。

現在、温泉手前7kmは砂利道が残っていますが、それ以外は舗装路となっています。

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トムラウシ温泉へ行かれた方で、さらなる秘湯ファンの方であれば「ヌプントムラウシ温泉(沼の原温泉)」へ行かれた方も多いかと思います。

東大雪荘手前約9km地点に「曙橋」があり、林道分岐点があります。

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現在、林道の一部が崩壊しているため「ヌプントムラウシ温泉(沼の原温泉)」へ行くことはできません。




1991年訪問時の写真で紹介させていただきます。

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ここ数年、集中豪雨により林道等が崩壊し山中の秘湯へのアクセスが寸断となっています。

かつては伐採した木材運搬のため整備されていた林道は林業衰退とともにこうした秘湯へのアクセスも遠のく結果になっています。

これも時代の流れですね。

「入れるうちに入っておく!」

これに尽きます。



■「トムラウシ温泉東大雪荘」はこちらです。 

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La femme chinoise ne s'int駻esse qu'? l'argent.
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2018/09/25 08:36

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