中空土偶(国宝)と大船遺跡(函館市、旧南茅部町)

先日カミさんの「濃厚な硫黄泉に入りたい・・」というリクエストに応えるべく函館市南茅部にある「大船温泉下の湯」を訪問しました。
南茅部は2004年12月1日、近隣の戸井町、恵山町、椴法華村と同時に函館市へ編入されました。



皆さんは「南茅部」と聞き何を思い浮かべられるでしょうか。


温泉ファンの私にとっては「温泉」かもしれませんが、以前は多くの方が「昆布」と答えられたかもしれません。


しかし最近はちょっと事情が違うようです。


それはここ南茅部に北海道唯一の「国宝」があるからです。

1975年(昭和50年)地元の主婦が農作業をしていた際発見された土偶です。

高さ41.5センチメートル、幅20.1センチメートル、重さ1.745キログラムで、中空土偶としては国内最大級で、出土した南茅部の「茅」と、中空土偶の「空」をとって「茅空(かっくう)」という愛称がつけられました。

その後発見場所の遺跡調査が実施され、遺跡の一帯からヒスイの勾玉や漆片などが発見されたため、改めてこの遺跡が縄文時代後期(約3200年前)の集団墓であり、土偶はその一角に埋納されていたことが確認されました。

これらの調査結果などを受けて、2007年(平成19年)、中空土偶「茅空」は北海道内初の国宝に指定されたのです。



北海道唯一の国宝となれば是非見てみたいですね。


ではどこで見られるかというと・・・道の駅「縄文ロマン 南かやべ」で見られます。
http://www.hokkaido-michinoeki.jp/data/113/each.htm


画像





正確にいうと道の駅に併設されている「函館市縄文文化交流センター」で見る事ができます。
http://www.city.hakodate.hokkaido.jp/board_of_edu/lifelong_learning/cultural_assets/mhogo/jomoncenter.html

画像






展示コーナーを見るには有料となります。

画像





展示室では縄文文化を感じさせるいろいろな展示がされています。

※なお、展示室内の写真撮影はOKですが、フラッシュ撮影やライトを照らしての撮影は禁止となっています。


展示室は1階と地下の2ヶ所があります。

お目当ての国宝は地階にあります。

こちらが国宝の「中空土偶」です。

画像




何とも厳粛な気持ちになります。


文部科学大臣の「国宝指定書」が掲示されていました。

画像




さて、せっかくここまで来ましたので近くにある「大船遺跡」にも立ち寄って行きたいと思います。
http://www.city.hakodate.hokkaido.jp/minamikayabe/i_oohune_c2.html

画像



確かに遺跡の歴史的価値も凄いですが、それ以上にこの遺跡から太平洋を望む景色が最高です。

画像




日が落ち暗くなって来たので、管理人の方から「危ないのでそろそろお帰り下さい」と注意を受けました。

ごもっともな注意なのですが、この光景を観光資源として活かさない手はありませんね。

関係者の皆様にご検討いただけましたら幸いです。



芸術・文化の秋です。

皆さんも是非お出かけになってみませんか?



■「道の駅縄文ロマン南かやべ、函館市縄文文化交流センター」はこちらです■

大きな地図で見る





■「大船遺跡(函館市、旧南茅部町)」はこちらです■

大きな地図で見る

ブログ気持玉

クリックして気持ちを伝えよう!

ログインしてクリックすれば、自分のブログへのリンクが付きます。

→ログインへ

なるほど(納得、参考になった、ヘー)
驚いた
面白い
ナイス
ガッツ(がんばれ!)
かわいい

気持玉数 : 1

ガッツ(がんばれ!)

この記事へのコメント

  • ユキヒロ

    中空土偶は私が今、一番興味を持っている
    ものの一つです。
    間違いなく古代ロマンあふれる北海道の
    宝ですねえ~。
    来月あたり行ってみようかな!
    北海道も面白い古代史ありますよね、
    2013年10月22日 19:41
  • 温泉マン

    >ユキヒロさん、こんばんは。
    2年前、仕事でこの近くに2度訪ねていましたが中空土偶を見る機会がありませんでしたが今回その念願が叶いました。
    感想は「とても素晴らしい」の一言です。
    行かれたら国宝と温泉をダブルでお楽しみ下さい!
    2013年10月23日 02:41

この記事へのトラックバック