温泉は音江地区の高台に存在します。
今回お邪魔させていただいたのは「深川市都市農村交流センター(アグリ工房まあぶ)」です。
源泉名は「深川イルム温泉」です。
私の「北海道温泉めぐりスタンプラリー」24湯目になります。
それでは早速中へお邪魔させていただきます。
こちらが内風呂になります。
窓から差し込む光が心地良いです。
露天風呂もあります。
泉質は弱アリカリ性冷鉱泉で加温、循環、塩素殺菌が実施されていますが加水はされていません。
営業時間は9:00~22:00で、入館料(入浴料)は大人600円です。
私がその昔、北海道全湯泉巡りをしてる頃営業していましたがその後廃業になった温泉を思い出しました。
沖里河地区にあったその名も「沖里河温泉 鳩乃湯」です。
脱衣室は男女別々でしたが、中の浴室は繋がっていました。
浴槽は2つあり、どちらも混浴だったと記憶しています。
2つの浴槽の泉質は違っておりそのうち1つの浴槽は炭酸泉で、来られていたお年寄りの方が栄養剤の空き瓶を数十本持参され、それに温泉を詰めていたのを鮮明に覚えています。
訪問は1度のみでしたが、何となく心惹かれる温泉でした。
また深川市菊丘地区にもかつて温泉がありました。
私が北海道全湯巡りをしていた頃は営業していたような気がしていますが、入浴しようと思っている間に休業してしまいました。
私の生まれ故郷は深川市の隣町妹背牛町だったので、以前故郷に住む親戚の叔父さんに聞いてみたところ、農作業の区切り(田植え、除草剤散布、稲刈り後等)に多くの農家の人が農作業の疲れを癒しに訪れ賑わっていたとの事です。
煙突には「湯の花温泉」と書かれていますが、叔父さんは「菊丘温泉」と呼んでいたように思います。
私自身も「菊丘温泉」と記憶していました。
国道12号沿いに今は廃墟となった「深川温泉観光ホテル」も農家の方の癒しの場として賑わっていました。
それは私が小学生(昭和30年後半~40年代前半)の頃の話で、ホテル隣にあった庭園で友達とボート遊びをした記憶があります。
この頃こうしたレジャー施設の利用がブームとなり、芦別レジャーランド(現、北の京芦別)ができたのもこの頃だったと記憶しています。
その後温泉入浴が各市町村に続々と誕生したこと、それと各家庭にマイカーが普及した事もあり徐々にこうした大型温浴施設を訪ねる人も少なくなりました。
今は単に「温泉」というだけではお客を呼べず、その泉質、加温、加水、循環、殺菌剤注入等も大変重要な要素になってきています。
ただ私はこうした田舎の風情を感じる温泉が大好きだったので、廃業、休業は時代の流れとはいえとても残念に感じています。
振り返ってみると北海道全湯巡りをしていた20年前以降に、休業・廃業になった温泉が多く存在します。
ざ~っと数えてみただけでも30ヶ所はあります。
休業・廃業に至った理由は様々ですが、今その一つ一つを思い出してみると懐かしさが頭の中を過ぎっていきます。
温泉は地域の歴史や産業構造変化にも密接な関係がありますね。
■「アグリ工房まあぶ」
http://mypage.fukanavi.com/ag_mabu/
■「アグリ工房まあぶ」はこちらです■
この記事へのコメント
永田秀一
ブログトップの画像…北日ノ出駅じゃないですか!…ついに行かれたんですね!
駅舎横の植木の根元が少し伐採されてますね
(駅ノートに描いたイラストのバックにこの植木を描いたので、妙に覚えています)
あと駅利用者の方だと思われる自転車も…なんか懐かしい様な嬉しいような…
あぁ早く来月にならないかなぁ…また北日ノ出駅に早く行ってみたいです!!
温泉マン
こんばんは。
やっと北日ノ出駅に立ち寄る事ができました。
しばし待合い室にて駅ノートを拝見。
そしてメッセージをしっかり確認させていただきました。
ありがとうございました。
この日は旭川は30度を超える暑い日でした。
詳細は次回記事で紹介させていただく予定でいます。
来月が楽しい旅となりますことを願っています。
ユキヒロ
一年前に尋ねてみたら廃墟でした。残念!
温泉マン
ある意味、通好みの温泉だったかも知れませんね。
確かに混浴で、人生経験70年以上のご婦人達と一緒に入浴させていただきました。
ウチのカミサンは2回目の再訪を希望していませんでしたので1回限りの訪問となりました(笑)