昨日岩見沢市で空知建設業協会主催、土木の日記念事業「地域再生フォーラムⅣ」-空知再生への包括的戦略-が開催されたので参加してきました。
今回で4回目の開催となります。
私は一昨年11月に開催された3回目のフォーラムから参加させていただいています。
道内における建設業協会でいち早くIT化を推進し全国から熱く注目されている空知建設業協会。
今回のフォーラムも大盛況でした。
まずは今回のプログラムをご紹介します。
●タイトル:土木の日記念事業『地域再生フォーラムⅣ』 ~空知再生への包括的戦略~
●と き:平成20年1月24日(木) 13:30~16:40
●ところ:北海道グリーンランドホテルサンプラザ 3階 太陽の間
(岩見沢市4条東1丁目6-1)
●プログラム:・開会挨拶
・基調講演(13:40~14:00)
演題「無料経済の衝撃」-ウェブ化する実社会-
講師 情報システムコンサルタント 桃知利男 氏
・特別講演(14:00~15:00)
演題「空知経済回復への鍵」
講師 日本銀行札幌支店 支店長 上野 正彦 氏
・討論会(15:10~16:40)
テーマ:「空知再生への包括的戦略」
パネリスト
・日本銀行札幌支店 支店長 上野 正彦 氏
・北海道空知支庁長 赤岡 洋 氏
・深川市長 山下 貴史 氏
・情報システムコンサルタント 桃知 利男 氏
コーディネーター
・(株)北海道建設新聞社 取締役第2報道部長
荒木 正芳 氏
閉会挨拶
主催:(社)空知建設業協会
後援:北海道空知支庁、(社)北海道建設業協会、(社)北海道農業建設協会、空知測量設計業協会、岩見沢商工会議所、岩見沢建設協会
協賛:富士ゼロックス北海道(株)、(株)北海道建設新聞社、(株)北海道通信社
↑【地域再生フォーラムⅣ(空知建設業協会)会場ホテル】
会場は北海道グリーンランドホテルサンプラザです。
会場は北海道グリーンランドホテルサンプラザです。


↑【地域再生フォーラムⅣ(空知建設業協会)会場ホテル周辺】
早朝より雪が降っていましたが、フォーラム開催の頃は止んでいました。
早朝より雪が降っていましたが、フォーラム開催の頃は止んでいました。
↑【地域再生フォーラムⅣ(空知建設業協会)会場ホテル】
ホテルの催し物案内です。
ホテルの催し物案内です。


↑【地域再生フォーラムⅣ(空知建設業協会)会場ホテル】
ホテル3階、フォーラム受付の様子です。
葉月会(空知経営研究会)の方々がお手伝いされていました。
ホテル3階、フォーラム受付の様子です。
葉月会(空知経営研究会)の方々がお手伝いされていました。
↑【地域再生フォーラムⅣ(空知建設業協会)】
フォーラム会場の様子です。
フォーラム会場の様子です。


↑【地域再生フォーラムⅣ(空知建設業協会)】
主催者発表で400名近い参加者との事でした。
会場は熱気に溢れていました。


↑【地域再生フォーラムⅣ(空知建設業協会)】
写真左は司会進行役で、空知建設業協会広報IT委員長の砂子邦弘氏(砂子組社長)です。
写真右は開会挨拶をされた、空知建設業協会副会長の坂田憲正氏(日成建設社長)です。
フォーラムのトップバッターはこの方の基調講演です。


↑【地域再生フォーラムⅣ(空知建設業協会)】
この語りスタイルは空知ではすっかりお馴染みです。
情報コンサルタントの桃知利男氏です。
噺家の方とご親交があり、今回の斬り口はまず落語ネタからでした。
↑【地域再生フォーラムⅣ(空知建設業協会)】
「無料経済の衝撃」という演題でGoogleの戦略についてわかりやすく説明いただきました。
いつもながらその話術は最高です!!
次は本日メインの特別講演です。


↑【地域再生フォーラムⅣ(空知建設業協会)】
講師は日本銀行札幌支店 支店長 上野正彦氏です。
講師は日本銀行札幌支店 支店長 上野正彦氏です。
演題は「空知経済回復への鍵」で、国内外の経済動向に始まり北海道経済、強いては空知の今後を見据えた景気動向についてお話をいただきました。
経済には疎い私ですが、いずれにしても北海道経済の疲弊度はかなり深刻のようです。
上野氏は北海道のご出身という事もあり岩見沢を含め北海道のローカルな話題にお詳しい方でした。
東京勤務時代のエピソード等もお話いただき、場内爆笑の一コマもあり大変楽しく拝聴させていただきました。
上野氏のお話は1時間で、その後討論会となりました。
↑【地域再生フォーラムⅣ(空知建設業協会)】
討論会にはコーディネーターの方を含め5名の方がご登壇されました。
討論会のテーマは「空知再生への包括的戦略」です。


↑【地域再生フォーラムⅣ(空知建設業協会)】
写真左は先に特別講演をいただいた日本銀行札幌支店 支店長の上野正彦氏です。
写真右は空知支庁長の赤岡洋氏です。


↑【地域再生フォーラムⅣ(空知建設業協会)】
写真左は深川市長の山下貴史氏です。
写真右は情報コンサルタントで今回基調講演をいただいた桃知利男氏です。
↑【地域再生フォーラムⅣ(空知建設業協会)】
こちらが討論会コーディネーターの株式会社北海道建設新聞社 取締役第2報道部長 荒木正芳氏です。
こちらが討論会コーディネーターの株式会社北海道建設新聞社 取締役第2報道部長 荒木正芳氏です。
荒木氏の進行で空知再生に関し各パネリストの方からご提言をいただきました。
空知支庁長の赤岡氏から、空知経済の牽引役は農業であるとのお話をいただきました。
昨今道産米の全国評価が急上昇しており、「八十九」、「ふっくりんこ」等の美味しいお米が登場しています。
お米を含め地域のブランド化を図る必要性を強調されていました。
また、空知には多くの炭坑跡があるため、それらを歴史資料としてあるがままを見ていただけるような施設展示も良いのではと提言いただきました。
深川市長の山下貴史氏からも空知の”核”は農業とのお話がありました。
そして建設業から一部農業への転換された会社もあるが、成功例は少ないとの現実的な話もいただきました。
建設業の将来像は決して明るいものではなく、各建設業者はしっかりと現状を見据え将来ビジョンを考える時だとお話されました。
桃知氏は情報発信の大切さを強調されていました。
もっと地場を知り、その良さを改めて認識し全国に向け発信し続ける努力が必要と説いておられました。
この話を聞き、深川市長の山下氏が桃知氏に
「深川市のホームページは私が市長になってから大幅にリニューアルしました。桃知先生一度うちのホームページを見て評価して下さい」
との一コマもありました。
桃知氏曰く、岩見沢の三船と深川の南大門は十分地域ブランドになっているとの事です。
三船は以前桃知さんと同席させていただく機会がありましたが、南大門は私の出身地である妹背牛町の隣町ですがまだ食べた事がありません。
次回お彼岸の墓参りに行った時にでも是非立ち寄ってみたいと思います。
さてパネリストの方からいろいろなご意見や提言がありましたが、尽きるところ対外的に地場情報を提供する地道な努力を惜しまないという所に辿り着いた気がしました。
そのためには外にいる専門家から地場を眺めていただき、その良さについて適切なアドバイスをいただくのも良いとのことです。
やはり他力本願ではなく自助努力が大切ということだと思います。
次回フォーラムが開催されるかどうかは定かでありませんが、是非また参加させていただきたいと思っています。
最後に関係者の皆様大変ありがとうございました。
そして大変お疲れ様でした。
■「北海道グリーンランドホテルサンプラザ」はこちらです。
それでは。
この記事へのコメント
hikohiko
北海道は、とても寒そうですね。でも、地域再生フォーラムは大盛況なんですね。熱気が伝わってきました。去年12月に札幌&旭山動物園に行きました。
バスのガイドさんの紹介で、北海道産のお米で作ったおにぎりをコンビニで、買いました。おいしかったです!!
温泉マン
初めまして。コメントいただきありがとうございます。
先ほどまで外出しており返事が遅れまして申し訳ありません。
hikohikoさんは道外にお住いなのでしょうか。
景気低迷の北海道ですが、最近元気な場所も多く出てきました。
旭山動物園は今や国内にとどまらず、海外からのお客様にも大人気です。
お米も昔に比べると格段に美味しくなり、今や本州ブランドともいい勝負ができるようになりました。
是非また北海道へお越しいただき美味しいお米をたくさん召し上がって下さい。
お時間がありましたらまたお訪ね下さい。
今後ともよろしくお願いします。
よしかわ
温泉マン
先日は大変お疲れ様でした。
今後も何かあれば遠慮なくご使用下さい。