11月22日は夫婦の日だった

11月22日は 「いい夫婦の日」 でした。
実は我が家夫婦の結婚記念日であり結婚25年、銀婚式でした。

とは言うものの昨日は地方へ出張し夜遅く帰宅だったので特別なお祝いはなかったのでした。
そんな女房へ、感謝の意を込めて記事を書きたいと思います。

思い起こせばこの25年は波瀾万丈の月日だった気がします。

結婚当初私は建設会社に勤めるサラリーマンでした。
それから4年後には独立し現在の会社を設立したのですが、女房には生活の面も含め苦労の掛けっぱなしでした。

私は独立半年後に精神的病で入院もしたし、女房にとっては不安な日々の連続であったろうと振り返っています。
何とか生活の基盤が落ち着いたのは独立後5年近い歳月が流れていました。

ブログ紹介にもありますように、精神的病からの快復後リハビリを兼ね北海道内の温泉巡りを開始しました。

比較的お金もかからず、気分転換にもなる温泉は私にとっては唯一の娯楽だったのです。
幸いにして女房も温泉好きだったので、休みを利用して家族一同全道各地へと足を運びました。

当時子供はまだ小さかったので、強制的に連れ回していた感じです。
特に下の娘に聞けば、当時の記憶はあまりないと言っています。

さてそんな温泉巡り(全湯制覇)の中、無料で入浴可能な温泉にも多く足を運びました。

私が北海道内でのお気に入り温泉にしている新得町の 「トムラウシ温泉」 近くに「ヌプントムラウシ温泉(沼の原温泉)」という無料入浴可能な温泉があります。

無料入浴可能な温泉のロケーションは様々です。
河原にあるもの、海辺(海中)のあるもの、以前そこに宿がありその後浴槽のみが残ったもの等多彩です。
北海道では、林道を山間奥深く入った場所に存在するものも多いのです。

今回紹介する「ヌプントムラウシ温泉」もその一つです。

まず、立派な宿泊施設がある「トムラウシ温泉」そのものも秘湯と言われ、近くの市街地から50Km程山間に存在しています。

そのトムラウシ温泉への道中から脇道の林道を15Km程入った所に「ヌプントムラウシ温泉」は存在します。

標識はトムラウシ温泉へ行く道中での分岐点(曙橋)付近にありますが、それ以外は特になかったと記憶しています。
(最後に行ったのは10年以上前なので現状はわかりません。スミマセン・・・)
あくまでもチャレンジされる方はその点をお含みおきいただき行かれて下さい。

また、当然北海道のこのような場所では熊の出没もあります。
それに対する注意も必要です。

それでも行って見たいと思われる方、是非頑張ってチャレンジして下さい。

当然冬は林道が雪で通行出来ませんので、6月~9月にかけての訪問が最適かと思います。

先ほどご説明したように、「ヌプントムラウシ温泉」へはまず「トムラウシ温泉」を目指していただきます。
新得町にある「トムラウシ温泉」への標識は結構充実していますので迷う事は少ないと思います。
札幌方面からの一般的なルートとしては、国道274号にて清水町へ行き、その後国道38号を横断ししばらく進むと左折でトムラウシ温泉へと示す標識が表れます。

トムラウシ温泉へは新得町市街より約50Kmあります。
風光明媚な景色を堪能しながら走行出来ますので、初めての方もそれほど距離感を感じないかと思います。
以前、大阪からの取引先の方をお連れした事がありましたが、北海道人には当たり前のこの景色に大変感動されていました。
(何せ道路と言えば長い直線路が多いのでそれにビックリされていました)

そして、そこは広大な北海道です。

新得町市街から約7Km程山間に走行すると携帯電話はそれ以降圏外となります。
外部との通信手段は遮断されてしまいます。
途中に集落、民家も極めて少ないので注意が必要です。
もちろんガソリンスタンドもありません。

新得町市街からは往復100Km以上の移動となりますので、燃料の事前確認は忘れずに行って下さい。

道路は大半が舗装路ですが、最後の林道区間が砂利道となります。
宿のあるトムラウシ温泉へは、冬期間でも除雪が行われておりますので通年行くことができますが、ヌプントムラウシ温泉へは林道除雪が行われいませんので冬期間は行けません。
(夏の間でも一部通行止めとなる場合もあります)

トムラウシ温泉まで残り10Km程となった地点に「曙橋」があります。
ここがヌプントムラウウシ温泉へ行く分岐点となります。
ここを右折し林道を進む事になります。

約15Km程進むと一部山間が開けた広場のような場所が見えてきます。
(狭い林道ですので、この16Kmは長い距離に感じるかもしれませんので、林道入り口(曙橋)で走行距離メータを確認して進みましょう)



温泉全景


↑【ヌプントムラウシ温泉(沼の原温泉)  '91年12月1日】
山裾から温泉を示す湯気が数ヶ所から上がっています。
小屋が見えますが、浴槽脇の脱衣場です。

浴槽へは、ここに小さな川が流れており、丸太で作られた橋を渡って行きます。



脱衣所


↑【ヌプントムラウシ温泉(沼の原温泉) '91年12月1日】
脱衣場付近の写真です。



家族で入浴


↑【ヌプントムラウシ温泉(沼の原温泉)  '91年12月1日】
先ずは家族一同で入浴。
湯温は適温でした。




夫婦で入浴


↑【ヌプントムラウシ温泉(沼の原温泉)  '91年12月1日】
そして夫婦で入浴。
基本的に無料で入浴可能な温泉は浴槽が一つで混浴の場所が多いので夫婦水入らずでの入浴が可能です。


また、温泉が自然湧出している場所に浴槽もあります。


ここのそばを川が流れており、温泉の蒸気が至るところから噴出しています。

川沿い温泉風穴


↑【ヌプントムラウシ温泉(沼の原温泉) 川の付近  '91年12月1日】
写真の日付を確認すると12月の初めに訪問しています。
我ながら、この寒い中行ったものだと今になって感心しています。



ヌプントムラウシ温泉への道程は下記の地図をご参照下さい。
あくまでも、宿のある温泉施設ではありませんので、自己責任で行かれて下さい。

インターネット上にも多くの方の訪問記等もありますので、事前情報をしっかり入手いただき訪問されて下さい。

車は4WDの方が安全です。


地図はこちらへ



↑【ヌプントムラウシ温泉(沼の原温泉)  '91年12月1日】


北海道には数多くの無料で入浴可能な温泉が存在します。
宿が無償提供するものではなく、大地の自然の恵みとして湧出している温泉です。

この貴重な無料露天風呂は、皆様のマナーで守っていくしかありません。

我が家が訪問した時は掃除用具(ブラシ、ホウキ等)が置いてあったと記憶していますので、脱衣所や浴槽付近の清掃にご協力下さい。

さもなくば、いずれ北海道から無料の露天風呂は消え去る運命となります。

皆さんもお時間があれば是非山間の静かな露天風呂で、夫婦水入らずでの入浴を楽しまれて見てはいかがでしょうか。



「ヌプントムラウシ温泉」については、北海道 温泉・野湯めぐり☆記録(管理人:ぴかリン)の下記記事に紹介がありますのでご参照下さい。
http://plaza.rakuten.co.jp/pikarin6500/diary/200707200000/


それでは。


 【追記】 
この記事を掲載させていただいた後で、いつもブログでお世話になっている 『道路工事中につきご協力を・・・(管理人:nikumaruさん)』 から「ヌプントムラウシ温泉は自然災害のため現在閉鎖中では......」のコメントをいただき調査の結果その通りでしたので追記させていただきます。

今年夏、8月18日の大雨のため温泉が水没して復旧の目途がたっていないとの事です。
詳細は新得町ホームページにて記載があります。

●新得町ホームページ
http://www.town.shintoku.hokkaido.jp/08_Kanko/08_6_Kanko_Oshirase/nupun.asp

なお、復旧の際は上記HPにて報告があるとの事です。
以上、情報を追加掲載させていただきますので、ご来訪予定の方はご注意願います。
nikumaruさん貴重な情報をいただきありがとうございました。


また最新情報確認のため、いつもお世話になっております
「トムラウシ温泉 国民宿舎 東大雪荘」支配人宛にメール確認させていただきました所、迅速かつ丁寧なご回答をいただきました事を申し添えます。
東大雪荘の皆様大変ありがとうございました。


※ちなみに、「トムラウシ温泉 国民宿舎 東大雪荘」は通年通常通り営業しておりますので是非ご訪問下さい。


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この記事へのコメント

  • nikumaru

    そういえば昨日は「いい夫婦の日」だったのですねぇ・・・。
    すっかり忘れてました・・(笑)

    ウチは結婚20年、やはり波乱万丈でしたが、まぁここまでやってこれました。

    さて、温泉ですが私の薄い記憶では自然災害か何かで「ヌプントムラウシ温泉」は閉鎖されたと聞いたことがありましたが、記憶違いだったでしょうか?
    2006年11月23日 07:59
  • 温泉マン

    nikumaruさん、こんにちは。
    我が家夫婦も何とか25年間やってきました。きっとこれからもいろいろあると思います。

    ヌプントムラウシ温泉閉鎖の件は私も知りませんでした。トムラウシ温泉には今年行ってますがヌプンの閉鎖情報は聞いてませんでした。ちょっと調べて見たいと思います。
    閉鎖されたとすると残念です。

    2006年11月23日 11:09
  • 温泉マン

    ●nikumaruさん
    ヌプントムラウシ温泉の件ですが、新得町ホームページに現在閉鎖中の記事がありました。
    今年夏の大雨(8月18日)のため水没して復旧の目途がたっていないとの事です。
    復旧しだいHPで報告があるとの事です。

    http://www.town.shintoku.hokkaido.jp/08_Kanko/08_6_Kanko_Oshirase/nupun.asp

    nikuamruさん、貴重なご報告ありがとうございました。

    やっぱり私のジンクスは生きているのでしょうか?
    2006年11月23日 13:37
  • nikumaru

    ナイスタイミングでした!!
    私もハッキリしない記憶で書いてしまったので、今、新得町のHPを見て休止だと知り、ここに書き込もうとした所でした。
    休止なので再開されるので心配ないですね。(今シーズンは無理でしょうが・・)

    ジンクスは生きているかも・・。
    しまった!! 
    ウチの夫婦のことを書かなければ良かった!!(笑)
    2006年11月23日 13:41
  • 温泉マン

    ●nikumaruさん
    ジンクスは悪い事ばかりではありませんよ。
    全体の10%程度ですがとんでもなくすばらしい方向へ進みます。
    nikumaruさんご夫妻はきっとこの10%の方だと思います。(確信!)

    2006年11月23日 14:00
  • しげる

    イイ日に結婚したのですね!
    これは結婚記念日を忘れる訳がないなぁ・・・
    私は昨夕から東京です。
    昨夜は大学同期の集まり、今宵は高校ミニクラス会で6名ほど集まるから、温泉マン近況報告しておくよ!
    2006年11月23日 15:56
  • 温泉マン

    しげるさん、どうもです。
    お陰様で結婚記念日は忘れる事はないと思います。

    東京の皆様にはよろしくお伝え下さい。
    2006年11月23日 16:21
  • もぐら

    すごいところの温泉ですね。こちらでは考えられない(私的に)所に建っていますね。
    私が使っているPCの前にもう一台PCがあり、昨夜かみさんも同じくこのブログを別々に見ていました。

    かみさん「温泉マンさん奥さん思いよね!うちは何をしてくれるの?」
    私「どきっ」
    かみさん「いいな、いつ連れて行ってくれるの?」
    私「・・・・」

    温泉マンさんは家族での思い出つくりが多い方と思います。まだまだ秘蔵の思い出写真が出てくるのではと楽しみにしています。
    2006年11月24日 08:17
  • どぼん

    銀婚式、おめでとうございます。
    温泉マンさんにいつも教わるのは、家内への感謝の気持ちです。
    忘れているつもりは無いけれど、表現できていないのが私の現状です。
    うちは、もぐらくんさんのとこの奥さんのような言葉はありませんが、きっと胸の奥では同じでしょうね。
    2006年11月24日 09:24
  • 温泉マン

    ●もぐらさん
    私は女房思いというよりも、苦労掛けた分の恩返しなのです。
    奥さんのためにも来年お待ちしてますよ。来年の空知桃知さんセミナーあたりはいかがでしょうか。
    もし秘湯巡りをされるなら、やはり夏が最適かと思います。

    秘蔵写真はそれほど多くありませんが、いずれかの機会にまた紹介させていただきます。
    2006年11月24日 10:02
  • 温泉マン

    ●どぼんさん
    お祝いのコメントありがとうございます。
    来年は是非機会をつくられてもぐらさんご夫妻共々北海道へお越し下さい。

    梅雨のない北海道ですので、6月も良いシーズンですよ。
    今回紹介の露天風呂は水没のため来年の利用は未定ですが、他にも無料露天を含め北海道の大自然を感じさせてくれる温泉が多数存在しますので、来られた際はそちらをご紹介させていただきます。
    2006年11月24日 10:09

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