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zoom RSS 地域まちづくりと鉄道 その5 「まとめ」

<<   作成日時 : 2017/06/12 22:52   >>

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今回、「地域まちづくりと鉄道」と題して「伊豆急行」、「いすみ鉄道・前編、後編」、「外房線・内房線」について4回に分けて書かせていただきました。
そのことについて今回「まとめ」として私なりに感じたことを書いてみたいと思います。


伊豆方面には我が家で5度お邪魔していますが、うち1回が熱海まで新幹線利用後熱海からレンタカーで周遊した以外は全て北海道からマイカーによる訪問でしたので、今回初めて伊豆急行にて乗車させていただきました。

先ず一番感じたのは首都圏との利便性がとても良い点です。

熱海まで新幹線や在来線の特急そして快速電車(グリーン車あり)と、鉄道だけでも複数の選択肢があります。

今回、北海道にはない快速列車のグリーン車に乗車しましたが大変快適でした。


北海道では特急列車の車内販売がなくなった路線もありますが、ここでは快速列車グリーン車に車内販売もあり快適に移動できます。

伊豆急行の路線は伊東〜伊豆急下田間ですが、首都圏との特急や熱海からの各駅停車は相互直通運転をしているので乗換なしで行く事ができます。

伊豆急行本社がある伊豆高原駅では駅中レストランが多くあり、ここに下車するだけで伊豆の幸を堪能することができます。

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この駅にやってくるだけでも名物の「金目鯛」をいただく事ができます。

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そして車でないのでビールも美味しくいただくことができます。

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そして伊豆急行では今年6月1日からサイクルトレインを本格的に実施しています。
http://www.izukyu.co.jp/kanko/cycletrain/index.html

単に

「自転車を列車に乗せて良いですよ」

だけでなく、伊豆高原駅には、自転車チューブの自動販売機や空気入れ、サイクルスタンドが設置されています。
http://cyclist.sanspo.com/336368

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こうしたお客様視点で物事を考えている点は大変参考になります。


私が乗車した伊豆高原駅から伊豆急下田へ向かう電車にちょうど自転車を持ち込まれている方がいらっしゃいましたのでお話しをお聞きしました。

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サイクリングを楽しむ場所(駅)まで電車で移動し、そこで下車し自転車を走らせる・・・
それはとても便利です。

北海道でも最近インバウンドを中心にサイクリングブームですので、こうした取組は大いに参考になるのではと思います。


今回の訪問で伊豆急行、企画部長様にご案内いただきました。
大変お世話になり誠にありがとうございました。
この場をお借りし感謝申し上げます。



さて、翌日は廃止直前の三セク鉄道が奇跡の復活を遂げた千葉県の「いすみ鉄道」を訪問しました。
http://www.isumirail.co.jp/


鉄道の活性化には鉄道に乗車する事が基本ですが、いすみ鉄道鳥塚社長はいつもこうお話しされています。


「鉄道で来ていただければそれはありがたいことですが、鉄道以外でいすみ鉄道を訪れていただきグッズ購入や地域でお買い物や食事をしていただきお金を落としていただければそれはそれで大変有り難いことです」


これはどのような交通手段であれその地域に足を運んでいただけることが一番重要という事に他なりません。


しかし、そうは言っても列車に乗っていただく努力をいすみ鉄道はいつも考えています。


人間は一所懸命頑張っている人や会社を心の中で応援したいと思っています。

いすみ鉄道も高校生や地元住民の利用だけでは収入増を見込めず、首都圏をはじめ全国からいすみ鉄道の列車に乗ってみたいと思っていただく列車の魅力を創造しています。


いすみ鉄道最大の営業マンは社長の鳥塚亮さんです。

自らの鉄道会社を外部へアピールすることは勿論ですが、乗客減に悩む全国の鉄道会社活性化に貴重なノウハウを惜しげもなく提供いただいています。


昨年、鳥塚社長には富良野市にお越しいただき「根室本線を元気にする方法」と題しご講演をいただきました。

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基調講演の後は「鉄道フォーラム」開催です。

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この講演で一番感銘したのは、地域住民の方々と一体化して自分たちの「鉄道」を守っていこうとする気概です。

しかも地元住民の方は自主的かつボランティアで活動されています。


その後関係者の夕食会を経て最後は居酒屋で「鉄道談義」です。

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鉄道に関し話し始めると際限がありません(笑)

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鳥塚社長には深夜まで気さくにお付き合いいただき本当に感謝です。




そうした住民目線の活動が多くの方の共感を生み

「いすみ鉄道は何かおもしろそう」
「いすみ鉄道には癒しがある」
「いすみ鉄道は撮り鉄を大事にしてくれている」
「いすみ鉄道は女性から見てとても魅力的」
「いすみ鉄道には買いたくなるグッズが一杯」
「いすみ鉄道には気軽に利用できるレストラン列車がある」
「いすみ鉄道は地元高校とコラボしたイベント列車がある」
「いすみ鉄道はテレビでの紹介やドラマの舞台になっている」

etc.........


そして
「いすみ鉄道には何もないがある」



一度訪れたファンが発信するクチコミ情報がさらに拡大し多くのファンが訪れる・・・・

そして再び訪れたくなる・・・・

そうした好循環が生まれているのだと思います。


私も先日いすみ鉄道本社を表敬訪問させていただき、鳥塚社長の温かなおもてなしをいただきました。

本社滞在は40分程でしたが列車に乗るまで多くの気配りに感動です。

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最後はお見送りまでいただきました。

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その後国吉駅で途中下車し駅に置いてあった近郊のグルメマップを参考に近くのレストランで昼食を兼ね散策させていただきました。


多少むしむしするお天気でしたが日頃運動不足の私にとっては気持ちよい運動となりました。


国吉駅から大原駅への移動途中、列車が減速し車内アナウンスがあり、ちょっとしたサプライズに出会いました。

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いすみ鉄道は遊び心満載の鉄道会社です。


まさに「移動するための列車」ではなく「乗る事が目的の列車」です。


今後もローカル線活性化のヒントを「いすみ鉄道」から吸収させていただこうと思います。



さて先日の出張で最後に乗車したのがJR東日本「外房線」、「内房線」です。

じつはこの路線に期待していたのは、絶景の海岸線を眺望しながら「呑み鉄」をする事でした。


しかし、大原駅で乗車早々その期待は裏切られてしまいました。

車内アナウンスで

「お客様にご案内申し上げます。車内での飲食は周りのお客様のご迷惑になりますのでお控え下さいますようお願い申し上げます」


また、車窓から見る海岸線も期待ハズレで、この路線での各駅停車の旅はあまりオススメできません。



さて、北海道では鉄道を含め今後の地域公共交通のあり方について具体的検討を行う時期に来ています。


特に鉄道を残したいと思うのであれば先ずは地元の人間がマイレール意識を持って行動する事が肝要です。

一所懸命頑張って、万が一鉄道が廃止されたとしても、その熱い思いと行動は今後のまちづくりに大いなるプラス要素となるに違いありません。


鳥塚社長のお言葉をお借りすれば
※いすみ鉄道社長ブログより
http://isumi.rail.shop-pro.jp/?eid=2887



・・・・・

では、田舎の人たちがどうやったらお金をかけずに都会からの観光客を招くことができるか。

それにはまず、都会の人たちが何を求めているかということを理解しなければなりません。

今までの田舎のやり方は、「自分たちにはこれがある。」「この地域の特産品はこれだ。」ということで、自分たちにできることを一生懸命やるばかりでした。これではなかなか結果が出ないということは十分学習していると思いますが、なぜ結果が出ないかといえば、その理由はただ一つ。「都会の人がこの地域に何を求めているのか。」という観点が欠如しているからです。

つまり顧客心理を理解せず、自分たちのセールスばかりしているのです。

まずこの部分を理解すること。そうすれば観光客はやってきます。

そして、実際にやってきたら、次にやらなければならないのは、観光客のお財布の中の1万円札をどうしたらこちらのお財布の中へ移動させることができるか。つまり、お金を使っていただくことなのですが、これにはノウハウが必要です。

ビジネスですから当然ノウハウが必要で、ノウハウのない人が商売をやっても必ず失敗します。

ということはノウハウが無ければ、ノウハウを持ったプロフェッショナルに来ていただいて、教えていただくしかないのです。

これが、いわゆる「よそもの」です。



たったこの2つをきちんと継続的にできるシステムを作れば、日本の田舎は全国どこでも観光地になれる時代なんです。



自分たちは何もしない。若者の言うことは否定する。よそ者は排除する。でもお金は欲しい。だから適当にイベント開催して補助金の奪い合いで結局は食いつぶして終わり。

こういう地域には、未来はないということは確実なのです。

なぜなら観光というのは産業ですから、きちんとしたマーケティングと適切な戦略が必要だからです。


・・・・・




地域の観光資源は、地元民の押し売り的素材ではなく、来訪者が何を求めて来ていただいているのかの要因把握が大切ということになります。

北海道にはホスピタリティが不足しているということで、つい最近までそれに関したセミナーなどが数多く開催されてきました。
しかし、お客様が何を求めてやって来ているかが不明確な段階では、何に対してそのホスピタリティを向ければ良いか判断できません。


最近ビッグデータ活用による人の行動分析が行われています。

科学的分析を含めビジネスのプロによるアドバイスが不可欠な時代となりました。


こうした専門家のアドバイスをいただきながら、今こそ地域公共交通を含むまちづくりの今後について話し合う絶好のタイミングだと感じています。


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