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zoom RSS 温泉の「転地効果」とローカル線

<<   作成日時 : 2016/10/28 14:53   >>

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最近温泉へ出掛けていません。
ここのところ地方へ出張が多く、仕事帰りの疲労回復には温泉が最適なのですが温泉に立ち寄る元気がないのが正直なところです。

さて、私は最近ローカル線活性化に関するお手伝いをさせていただいています。

その活性化策をあれこれ考えていると、「温泉」「ローカル線」にある共通点があることに気付きました。


温泉には次の3つの効果があると言われています。
(※温泉ソムリエテキストより引用)

■温泉ソムリエ公式HP
http://onsen-s.com/

1.物理的効果
 1−1. 温熱効果
      入浴により体が温まり血行が促進され疲労回復、代謝促進され体内の不要物排泄を促します。
 1−2. 水圧効果
      体の表面にかかる静水圧により全身に圧力がかかり、内蔵が刺激され天然のマッサージを受けます。
 1−3. 浮力効果
      温泉に首まで浸かると体の重さは十分の一に感じられ、脳波がアルファ波のリラックス状態になります。


2.転地効果
 日常生活を離れ環境に恵まれた温泉地に行く事により五感に刺激を受けると、脳内のホルモンを調節する内分泌系や呼吸、消化といった生命維持活動をつかさどる自律神経の中枢にスイッチが入ります。
 そこで、ストレスを解消し、精神疲労や体調不良に効果を発揮します。
 「澄んだおいしい空気」「森林浴によるリラックス」「避暑によるさわやかさ」など、自然環境に恵まれた温泉地ならではの効果が期待できます。
 海は波の音の「1/fのゆらぎ」が心癒すとともに、いわゆる潮風の「海塩粒子」が体を活性化させます。
 一方、山の環境としては、標高300〜800mの森林の多いところが転地効果が高いです。森林浴をすれば、樹木から発せられる成分の「フィトンチッド効果」により心と体が癒されます。
 転地効果は、5〜6日で活発になり、1ヶ月を過ぎると薄れます。もちろん1泊2日でも転地効果、免疫力向上は得られますが、できれば「滞在」がお勧めです。
 「海の温泉地」「高原・山の温泉地」といったように環境を変えて温泉めぐりするのも効果的です。
 普段食すことのない、その地域ならではの料理を食べる事も効果があります。
 つまりは「非日常」を体感することとなります。

 ※根室本線「幾寅駅」から新狩勝トンネルがある南富良野町の標高は約350〜780mです。



3.薬理効果
  温泉の成分を皮膚から吸収することにより得られる効果です。もちろん、温泉成分(泉質)により効果は異なります。
  温泉を飲むことで発揮する「飲用の適応症」もあります。放射能泉は「吸引」が効果的です。
  温泉は水分が体に吸収されるので、肌に「うるおい」を与えますが、成分は肌から吸収されにくいので、「肌の表面に効きやすいもの」と血管拡張効果など「体の中に影響をあたえやすいもの」があります。
  温泉による成分作用として「一般適応症」と「泉質別適応症」に分かれています。

  温泉の泉質は次の10種類に分類されています。
  (1)単純温泉、(2)塩化物泉、(3)硫黄泉、(4)炭酸水素塩泉、(5)硫酸塩泉、(6)含鉄泉、
  (7)酸性泉、(8)二酸化炭素泉、(9)放射能泉、(10)含ヨウ素泉

  上記泉質のうち「炭酸水素塩泉」「硫酸塩泉」「硫黄泉」は古くから「三大美人泉質」と呼ばれています。

 

  
参考までに【成分別、肌への浸透しやすさ】について説明します。

  (浸透しやすい) 「遊離二酸化炭素」「ラドン」 > 「遊離硫化水素」 > 「水」 > 「水素イオン」
   > 「硫酸イオン」 > 「ナトリウムイオン」「塩素イオン(塩化物イオン)」 > 「鉄イオン」 (浸透しにくい)








さて、私がいつも拝読しているブログに「いすみ鉄道社長ブログ」があります。

10/27の記事は「田舎でコストは論じるな」です。
http://isumi.rail.shop-pro.jp/?eid=2660


田舎の素晴らしさ、そして田舎の価値観さらに「ローカル線」が地域で果たしている隠れた役割について論じられています。


温泉の世界では日帰りを含め短期間の利用効果では、温泉成分による「薬理効果」よりは温泉旅に出掛けることにより「非日常」を体験する「転地効果」がより高いと言われています。


前述のブログ記事「田舎でコストは論じるな」でも、都会の人が田舎を訪れローカル線に乗車したり駅弁を購入するのはまさに「転地効果」に他なりません。


何でもコスト優先でことを進めると、人間はどこで癒しを求めれば良いのでしょうか?


3年前、いすみ鉄道の実際を知りたく友人2名と一緒に乗車しそして近郊の温泉にも立ち寄ってきました。


大原駅から乗車します。

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運転士さん後方から展望です。

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乗車券は「房総横断記念乗車券」です。

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上総中野からはバスで温泉へと向かいます。

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バスは小湊鉄道バスです。

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いすみ鉄道もローカル感一杯ですが、こちらのバスも同様にローカル風情が一杯です。

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バスは終点の「ごりやくの湯」に到着です。

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温泉まで5分少々歩きます。

その雰囲気が何とものどかで癒し効果抜群です。

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前方に温泉が見えてきました。

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こちらが「ごりやくの湯」です。

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温泉浴槽施設などはこちらのHPでご確認願います。

■ごりやくの湯
http://www.goriyakunoyu.jp/


列車とバスでやってきましたので、風呂上がりはこちらをいただきます。

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今回の「列車&バス&温泉」旅で感じたのは、温泉の質的には決して高いものではありませんが車窓を眺めながら、そして道路幅も違う本州の情景を見て歩いて温泉に入り地の物を食べる・・・


北海道の温泉地をほぼ全て訪ねた私ですが、この情景は決して北海道で体験する事はできません。

すなわち千葉県夷隅郡大多喜町で「非日常」を体感できたことはとても貴重で心癒される時間でした。


そんな観点からも「ローカル線」廃止に関しては日本の観光資源、極論すれば健康ツールとして慎重に議論する必要があると感じています。

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