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zoom RSS 鉄道の旅は何故楽しいのだろう

<<   作成日時 : 2016/08/19 12:45   >>

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小学4年生の時、田舎町の書店で購入した1冊の鉄道時刻表が私を鉄道の世界へと迷い込ませてくれました。
田舎の水田農家で暮らす私にとって娯楽と言えばテレビを見たり漫画を読んだりでした。
テレビは一家に一台しかない時代ですので、自分の好きな番組をいつも見られた訳ではありません。
三世代が同居する農家でしたのでチャンネル権は一番長老の祖母が握っていました。
(祖父は私が4歳の時他界しました)


したがって寝る前の楽しみの一つは国鉄時刻表を眺める事でした。

昭和45年8月号の時刻表路線図を見てみます。

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北海道各地に鉄道を利用して行けた時代だった事が思い出されます。

昭和40年(1965)、私が小学5年の年は豊作で、父が車を購入しました。

購入価格は80万円程度だったと記憶しています。現在の価値にすると300万円程度になるのではと思います。

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写真に写っている背の高い方が私で、小さい方が従弟です。

父が車を購入したのにはもう一つ理由がありました。

車を購入する前の年、父が祖母をバイクに乗せ町へ出掛けた際砂利道にハンドルを取られ転倒し祖母がけがをしてしまいました。

父はその事をとても気にしていたので、豊作の年に車を購入したいと考えていたのでした。



さて、今回のタイトルである「鉄道の旅は何故楽しいのだろう」に話しを移したいと思います。


小学校の修学旅行はバス利用でしたが、中学、高校の修学旅行は列車がメインでした。

もちろん本州へは往復青函連絡船利用で、飛行機の利用はありません。


多くの人数が同じ列車で移動でき、車内を自由に歩き回れる列車の旅はとても楽しい時間でした。

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この頃社会人になったら、北海道内の鉄道全路線に乗ってみたいと考えていたものです。

そして私が社会人になったS53(1978年)、その9年後の1987年(S62)4月1日国鉄分割民営化と同時に北海道では多くの路線が廃止となり、その後さらに廃線が進みました。


平成16年の路線図ではこんな感じになってしまいました。

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マイカーやバスでの移動と違い、列車にはあの「刻み」があります。

「刻み」とはレール継ぎ目によるあの「ガタンゴトン」の一定リズムの音です。

それと僅かな「揺れ」、これは心地よい睡魔を誘います。

特に私のような「呑み鉄」であれば最高の睡眠コンテンツです(笑)

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しかし青函トンネルは1本レールなのでこの「ガタンゴトン」がないのがある意味寂しい感じもします・・・ww



そして列車はマイカーやバスと違い、走行中車内を移動する事が可能です。

バスも不可能ではありませんが高速道路走行中は着席してシートベルト着装が義務づけられています。


普通列車をはじめ、かつて道内を走行していた寝台列車や観光列車の場合、車内を移動できるからこそ列車の旅の醍醐味を最大限に満足できると思っています。


この事は最近人気の「船旅」にも言えるかと思います。



そんな事を考えていたら一昨年亡くなった母の事を思い出しました。

船旅と言えば青函連絡船の船室での雑魚寝を思い浮かべていた母にとって、長距離フェリーラウンジは高級ホテルを彷彿するものでした。

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そして青函トンネル開業と同時に運行を開始した寝台特急「北斗星」にも乗車し、ロビーカーでくつろいでいました。

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当時68歳、田舎の農家で生まれ育った母にとってこの時の船旅と寝台列車の旅を

「浦島太郎になったみたい」

と言って喜んでいました。

今振り返ると少しだけ親孝行できたのではと思っています。



さて、やがて北海道には隅々まで高速道路が延びる時代がやがてやってきます。


移動という手段には時代の流れで「速さ」「快適さ」を求め進化を続けてきました。


しかし、現在それとは別に「ゆとり」「癒し」を求めるユーザーが増大し、鉄道分野では新幹線の旅では決して得られないローカル線や観光列車の旅に人気が集中しています。


これは私の個人的意見になるかもしれませんが、同じ弁当でもバス車内で食べるのと列車車内で食べるのを比べると圧倒的に列車内で食べる弁当の方が美味しく感じるのです。

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コンビニ弁当でお腹を満たすのであれば食べる直前に自分好みの弁当を買い求めることと思います。

駅弁も自分好みを買い求める点では共通ですが、必ずしも購入後すぐに食べない場合があります。

自分お気に入りの景色地点に来た時、おもむろに掛け紙を眺めながらゆっくりと弁当の紐を解く・・・

この時間が何とも言えないのです。

口に運ぶ一口一口に車窓の景色が味付けしてくれるのです。


やっぱり鉄道の旅は他の交通手段の旅とは異次元の世界です。




さて、高速道路が延びれば目的地に早く着くことができても「ゆとり」「癒し」の旅は鉄道に軍配が上がります。

今こそ北海道には寝台列車復活と観光列車運行が望まれます。


即ち、そこに鉄路が残っていなければならない事を意味しているのです。






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