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zoom RSS 温泉マンの温泉訪問備忘録シリーズ #37 「モッタ海岸温泉」

<<   作成日時 : 2015/11/26 10:37   >>

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「モッタ海岸温泉」と聞き、北海道を代表する名湯と頷かれる方も多いことと思います。
「モッタ海岸温泉」は北海道島牧村にあります。
島牧村は名湯秘湯の宝庫で、宮内温泉、千走川温泉そしてここモッタ海岸温泉は有名です。
また秘湯ファンの中で究極の秘湯と言われる「金花湯」もここ島牧村にあります。


宮内温泉、千走川温泉については当ブログ過去記事をご参照願います。
http://makiken.at.webry.info/201510/article_6.html
http://makiken.at.webry.info/201510/article_9.html


今回ご紹介する「モッタ海岸温泉」は国道229号のせたな町寄りの国道沿いにあります。


初訪問は2007年7月1日です。

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初訪問時、写真写りがイマイチですのでその後2003年の6月と12月に訪問した際の写真で紹介させていただきます。


国道229号、モッタ海岸温泉入口案内看板です。
※せたな側から撮影しています。

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案内看板を山側へ入ると少し上り坂になっておりその先に温泉があります。

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上り坂右前方に源泉があります。

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これを見ただけでもここの温泉の良さを理解いただけるかと思います。


温泉建物には2箇所の入口があります。

向かって右側が宿泊者用の入口です。

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そして左側に日帰り用の入口があります。

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入口を入ると壁に貼ってある新聞記事が目に飛び込んできます。

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そうなんです。

ここモッタ海岸温泉はラジウム泉ということで多くの方に広まっています。



ここで温泉の泉質について解説したいと思います。


温泉の泉質は「鉱泉分析法指針」(平成26年7月1日改訂)によって10種類に分けられています。


■単純泉
1.単純温泉 - 溶存物質量(ガス性物質を除く)1g/kg未満かつ湯温が摂氏25度以上のもの。


■塩類泉 - 溶存物質量(ガス性物質を除く)1g/kg以上含有するもの。温度不問。
2.二酸化炭素泉
3.炭酸水素塩泉
4.塩化物泉
5.硫酸塩泉

■特殊成分を含む療養泉 - 指定された特殊成分を一定の値以上に含むもの。温度不問。
6.含よう素泉
7.含鉄泉
8.硫黄泉
9.酸性泉
10.放射能泉


モッタ海岸温泉の温泉分析書を見てみます。

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泉質名は「ナトリウム−塩化物泉」となっており、放射能泉ではありません。

もう一度温泉分析書を見てみます。

(ト)ラドン(Rn)の覧を見ると・・・

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ラドン含有量は「1.204マッヘ単位/kg」とあります。


放射能泉として分類されるためには「8.25マッヘ」以上の濃度がなければなりません。

したがってモッタ海岸温泉は放射能泉ではありません。

しかし、これほどのラドン濃度を有しているのは道内トップクラスである事に違いはありません。



ちなみに二股ラジウム温泉の分析書を見てみます。
(2014年5月6日訪問)

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温泉分析書(ト)ラドン(Rn)の覧に「5.80Bq/kg」とあります。

Bqはベクレルという放射線濃度を表す単位でこれをマッヘに換算すると「0.429マッヘ」となります。

しかしネット情報では二股ラジウム温泉の放射線量は「5.47マッヘ」と紹介されています。


前述しましたが泉質を決める「鉱泉分析法指針」での療養泉として認定されるは源泉に含まれるラドンの量が8.25マッヘ以上となっています。

ここで確認しておきたいのが、ラジウムとラドンの違いです。

ラジウムとは、ウランがエネルギーを放出しながら崩壊していく過程でできる物質(固体)で、そのラジウムが崩壊したものをラドン(気体)です。

二股ラジウム温泉の放射線量がネット上で「5.47マッヘ」とあるのは大正8年東京帝大の脇水鉄五郎博士が石灰華の放射線量を測定した数値が今も継承されているようです。


また放射線は何も温泉水に含まれているばかりでなく地中(岩盤)から放射される場所が存在します。

秋田県の玉川温泉は放射線を浴びる岩盤浴で有名です。
http://www.tamagawa-onsen.jp/

いずれにしても放射線量が微量であっても源泉温度が高いモッタ海岸温泉と二股ラジウム温泉はかなり貴重な温泉である事に違いありません。


参考文献:水溶性天然カルシウム鉱石の神秘・北海道二股温泉史
http://www8.plala.or.jp/koyofuruki/page027.html 





それでは温泉に入ってみます。

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こちらが内風呂です。

ガラス越しに露天風呂と日本海が見えます。

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こちらが露天風呂です。
バックに雄大な日本海が望めます。

この時は独泉でしたので少しのんびりとさせていただきました(^_^;)

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いずれにしてもお湯がキシキシを身体に浸透してくる感じがします。

放射能泉としての基準は満たしていませんが、道内屈指のラドンを含んでいますので、一度はこの湯に入ってみるのも良いかと思います。



■「モッタ海岸温泉」はこちらです■

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コメント(2件)

内 容 ニックネーム/日時
モッタ海岸温泉は文句なしの名湯だと思います。ここは道南で個人的に一番好きな温泉です。ただこの島牧は新千歳空港からも函館空港からもアクセスが非常に悪いことだけが非常に残念です…。
五代
2015/11/27 22:46
>五代さん、確かに交通の便は良くありません。
でもその不便さこそが名湯の価値観をより高めていますね。
温泉マン
2015/11/29 04:36

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