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zoom RSS 「空知フード&ワインロード計画」

<<   作成日時 : 2010/08/12 11:24   >>

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今回、空知の地域活性化を目的として実施されている「空知フード&ワインロード計画」についてお伝えします。


国土交通省では昨年「建設業と地域の元気回復助成事業」の公募を行い全国で155の事業が採択されました。
その中に社団法人空知建設業協会を中心とした事業主体「空知フード&ワインロード計画」事業が採択されました。

本事業は、地域ごとに建設業団体、地方公共団体等からなる協議会を実施主体として組織し、同協議会が、連携事業を効果的かつ円滑に推進するための計画等を検討するとともに、地域での連携に向けた合意形成、専門家による指導、職員の研修、連携事業の実施に当たっての障害除去、資機材の確保・活用、立ち上げ支援、販路開拓、広報、連携事業の試行的実施、地域建設業の活性化方策の策定などの業務を実施するに当たっての支援を行うものです。

「空知フード&ワインロード計画」に参加いただいている参加団体は、(社)空知建設業協会、奈井江町、NPO法人日本一長い直線道まちづくり研究会、美唄こめこ研究会、山崎ワイナリー、京花楼フーズサプライ、空知経営研究会(葉月会)と、まさに事業の地域連携を目指す異業種集団となっています。



全国で採択された事業内容は多方面に及んでおり各事業の成果が今後大いに期待されるところです。


「空知フード&ワインロード計画」では「道の駅部会」「ワインロード部会」「ケータリング部会」の3部会に分かれ地域活性化を実施します。



「建設業と地域の元気回復助成事業」において、北海道では「空知フード&ワインロード計画」を含め11の事業が採択されました。

ここで北海道内で採択された11の事業を紹介(事業名の50音順)させていただきます。
( )内は事業管理者名です。


いちい協議会(北見商工会議所)
海と川に育まれた新石狩協議会(石狩商工会議所)
クリーンエネルギーで北海道を元気にする協議会(北海道電気工事業工業組合)
東十勝ロングトレイル活動協議会(豊頃町商工会)
北後志風土ツーリズム協議会(小樽商工会議所)
熟成カラマツ防風林の更新及びカラマツ材によるD型形成集成材の利用促進協議会(標津町)
「空知フード&ワインロード計画」協議会((社)空知建設業協会)
ロシアとの経済交流推進協議会((社)旭川建設業協会)
美瑛ダーチャ建設協議会(美瑛町)
留萌観光元気プロジェクト協議会(留萌商工会議所)
「稚内の環境を活かしたまちづくり」協議会((社)全国建設産業団体連合会)


それぞれ地域の特徴を活かした事業テーマとなっています。


「空知フード&ワインロード計画」事業では代表的な農業地帯である空知地域の活性化を図るため「日本一の直線道路」を中心に空知管内3本の国道を連携させ、「空知産素材を使った新商品の開発及び拠点づくり」、「販路開拓のためのケータリングカーサービス、食体験施設の拠点づくり」、「空知ワインロードづくり+ワイナリー開設準備」と3つの軸とし「空知フード&ワインロード」を形成し空知地域の農業と観光の振興を目指すものです。

地域事業者との連携と専門知識を持った方との連携し以下の効果を期待するものです。

・空知地区の魅力増大による観光客誘致
・空知産素材を使った新商品の販売
・地域雇用の拡大
・道の駅の情報発信基地化
・遊休地の活用促進


私は「道の駅部会」担当としてこの中の「空知地区の魅力増大による観光客誘致」「道の駅の情報発信基地化」を担当させていただいています。


具体的には、道の駅ハウスヤルビ奈井江にWiFiスポットを設置するとともにデジタルサイネージを通じて地域に密着した情報を発信します。
デジタルサイネージより発信される情報はHP(ポータルサイト)と連動し地図による場所情報やイベント情報を提供します。



また空知には全国から注目されるワイナリーが数ヶ所存在するため、国内外から多くの方に訪ねていただくための情報提供も今後行っていきます。
そのため発信情報は英語、中国語、韓国語表記の対応も検討されています。


事業期間は来年3月末迄の約1年間となっています。



今年2月初旬に事業全体の計画を説明する第1回検討会議が実施されました。

第1回会議




2月に開催された第1回目の会議以降具体的活動が開始されその後半年が経過したため、今週初め中間報告を兼ね関係者が一同に会し第2回検討会議が実施されました。

会議には今回の助成事業窓口である北海道開発局産業振興部の方をはじめ空知総合振興局からもご出席をいただきました。

会場風景




先ずは事業管理者を代表して社団法人空知建設業協会会長の挨拶です。

会長挨拶





次に事務局から予算消化状況を含めた事業全体の進行状況が報告されました。

事業収支



その後、事業の各部会から進捗状況や実施事項の説明がありました。


私も「道の駅部会」の担当者として春から進めてきた事業状況と今後の課題について発表させていただきました。




その後「ケータリング部会」から移動販売車による空知の食材を利用した商品販売に関した報告もありました。

ケータリング部会





最後に今回事業のテーマにもなっている「ワイン」について、有限会社インターリンクジャパン代表取締役阿部さおり様より北海道のワイン事情についてお話がありました。

阿部さおりさん



ワインに関しては全く素人の私でしたので今回のお話をお聞きし、北海道のワイン事情を知る事ができました。



2時間の会議の後、道の駅ハウスヤルビ奈井江に会場を移し懇親会も開催されました。

阿部社長様はブログも書かれており、今回の会議に出席された感想をこちらの記事に書いておられます。





さて、話は変わりますが私は以前建設現場で働く土木技術者でした。

しかし25年前に独立し今は外から建設業を見つめる立場の人間となりました。


今回の事業を含め今まで外から眺めてきた建設業を見て感じた事があります。




先月、北海道大学クラーク会館にて於いて『北海道における「地域シンポジウム」建設産業市民化の新展開』が開催されました。

画像


その中で慶応義塾大学金谷年展教授が言われた言葉がとても印象に残っています。



それは「感動消費」という言葉です。




金谷教授は、地域に人が訪れお金を使っていただくためにはこの「感動消費」がキーワードになるとお話されました。


それは絶景等の自然光景であったり、食品であれば、味、食材(素材)、食感、見た目、ネーミングでもあったりします。

また、そこに住む人達との触れ合いによる感動も含まれます。





高速道路の無料化社会実験による国道を走行する車が減少し沿線で消費されるお金が激減していると報道されています。

確かに理由の一つとして挙げられますが、仮に高速道路が以前の有料化に戻っても根本的な問題解決とはなりません。



金谷教授が言われる「感動消費」に値する広い意味での観光資源発掘が必須となります。




私も仕事柄建設業が行う地域貢献や社会性のお手伝いをさせていただいていますが、それはどちらかというと地域目線ではなく建設業を営む側のイメージアップを強調する目線で実施されて来た感を否定できません。

その多くは工事期間内に限定された一過性の物が多いことも否定できないと私は感じています。



ふと、この記事を書いていて最近マスコミを騒がせた日本相撲協会のドタバタを思い出してしまいました。

長く続いた慣習は相撲協会の内部の関係者にとって常識であっても、外の人間からすると全く非常識である物も多いという事です。



今回、この事業を通じて地域で事業を営む建設業以外の多くの方とお話させていただく機会をいただきました。

日頃建設業では具体的事業について自社が加盟する団体以外と事業を遂行する機会が少ないかと思います。
こうして外の風に触れる事は大いなる刺激をいただく事ができたと思っています。



やはり外の意見を取り入れ交流を深め風通しを良くしなければ地域から温かい目で支援いただく事は大変難しい事のように思います。



今回の事業遂行にあたり、産直農産物の生産者の方やワイナリーのオーナーの方は実に親切丁寧に取材対応や空知活性化に対する協力や応援の熱い言葉をいただきました。




最近建設業は国民から冷たい視線を浴びています。
「建設業」の重要性や存在意義を訴える声も聞こえて来ますが、私は今回の事業で農家やワイナリーオーナーの方が今日まで地道に築き上げてきた努力もまさに地域の「重要性」であり「存在意義」ではないかと思っています。

それは地域を含め多くのファンの方々がそれを支えている事を目の当たりにしたからかも知れません。



この事業の成功は、どれだけ地域目線で地域住民の理解を得ながら事業を遂行できるかが成否の鍵になるのではと痛感しています。


残りの半年、私はこのことを肝に銘じ事業の成功に向け頑張って行きたいと思います。




ただ一つ気になっているのは、全道各地で地域を元気にする取り組みや事業展開が実施されています。

もちろん空知にも今回の事業以外にもたくさんの取り組みが実施されており、一部重複する物もあるように感じています。


事業を行う以上その成果を地域の方から評価を得たいという思いは個々にあるのは当然の事と承知しています。


しかし「地域に元気になってもらいたい」という気持ちはどの取り組みでも共通な思いであると思います。



是非このあたりのことは思いを熱くする人々と地域が一丸となった情報共有が必要ではと感じています。





空知を思う気持ちから少々長々と拙文となりましたことをお許し下さい。




「頑張れ空知!!」


私も応援します。






※道の駅ハウスヤルビ奈井江では無料でWiFi利用ができます。
  道の駅オープン時間帯であれば時間の制限なく利用できます。
  またAC電源が利用できるテーブル席も2階に用意してあります。

  お近くをお通りの際は是非ご利用下さい。


■「道の駅ハウスヤルビ奈井江」はこちらです。











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コメント(2件)

内 容 ニックネーム/日時
なんかよくわかりませんが・・・

 結局、開発局の組織維持のための事業のひとつのような気がしてなりません・・・

どうして日本一のワイン用ぶどう栽培地の浦臼町が入っていないのですか?
歌志内でもかなり以前から炭坑跡地でワイン用ぶどうを栽培していますし・・・

中空知では高速無料化の影響で、道の駅での売り上げが軒並み3割減だそうです。
国土交通省のやっていることは、まったく整合性がないですよ。
いい加減、税金の無駄遣いをやめて欲しいです!

開発局はもういらないです。北海道との二重行政を解消してほしいです。

田中(革新)知事が誕生した時に、当時の自民党政府が革新道政への対抗措置として北海道開発局を立ち上げたと聞いています。
半世紀にわたり、北海道の自然を破壊しつくしてきた開発局は既に役割を終えています。
ハード事業からソフト事業への転換で組織の生き残りをはかっているのでしょうが、いまは地方分権の時代です。予算は一括して都道府県(道州)に渡して、国の出先は縮小閉鎖するのが時代の流れだと考えます。
ジェベリスト777
2010/09/26 21:53
●ジェベリスト777さん
コメントありがとうございます。
ご意見を丁寧に読ませていただきました。

今回の事業では浦臼、歌志内を含め空知にある6つにワイナリー全てが対象になっています。
6ヶ所のワイナリーについては私の方で訪問させていただいており今後これらの情報を含め国内外へ向け発信を行って行く準備を進めています。

確かに地方分権の時代ですから地方自治体に権利委譲していく流れかと思います。
どんな流れであっても地方が元気になるためには雇用の場が確保される必要があります。

今回の事業に関わらず多くの助成金事業には多種多様のご意見があるかと思います。
今後ともご意見をいただけますようお願いいたします。
温泉マン
2010/09/27 08:29

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