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zoom RSS 札幌国際大学オープンカレッジ #1

<<   作成日時 : 2009/10/23 12:28   >>

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本日の記事は、私が書いているもう一つのこちらのブログとコラボ記事で同一内容となっておりますがご了承願います。



昨日札幌市内で開催された「2009年度札幌国際大学オープンカレッジ」に参加してきました。

昨年も4回開催されましたが、私は時間の都合で1回しか参加できませんでした。

先日大学から今年度開催の案内をいただき、今年は4回分すべてを受講申込みさせていただきました。


嬉しい事に全回受講無料となっています。



今年も昨日の第1回目を皮切りにこれからあと3回、毎週木曜日に開催が予定されています。


昨日の第1回目のテーマは

「温泉観光で地域の魅力を磨き上げる」

でした。


100_札幌国際大学オープンカレッジ(第1回目)20081022_パネリスト全景.jpg




今回のパネリストは次の3名の方です。

・石川県 山中温泉観光協会 会長
 かよう亭社長  上口 昌徳 氏

・大分県 竹田市長
 観光カリスマ  首藤 勝次 氏

ぬかびら源泉郷旅館組合長 
 糠平館観光ホテル社長  市田 雅之 氏


・コーディネーター
 札幌国際大学 観光学部教授 松田 忠徳 氏


とにかく第1回目のパネリストのお名前を拝見し、温泉ファンもしくは温泉経営に携わる方であれば知らない方がいない超有名人の方ばかりです。



午後6時に始まり午後8時までの2時間、大変興味深くそして参考になる多くのお話を聞かせていただきました。


今回ご登壇いただいているパネリストの方は全員温泉経営者であり、いずれも地域で衰退化にあった温泉地を見事に再生させた達人の方々です。


かよう亭上口社長は、以前の大規模な客室を誇る温泉経営から一変、全10室の宿へと転換され、現在は宿泊者の2割が海外からのお客様という国際的に人気のある温泉旅館にされました。また国内のお客様の多くは女性となっています。


また糠平館観光ホテルの市田社長は、小さな規模の温泉旅館が集まる糠平にあって、地域の連携・協力体制の下、湯巡り手形や連泊時は他の温泉旅館で食事が楽しめる等、新たなチャレンジで最近多くのお客様が来られる温泉地に復活させた仕掛け人の方でもあります。


そして竹田市長である首藤さんは、大分県にありあのラムネ温泉で有名な長湯温泉「大丸旅館」の社長でいらっしゃいます。





3人のお話に共通している点がありました。


それはどの温泉地も「自分の宿」のためでなく、温泉地全体さらには周辺観光地全体を含めた活性化に尽力され、今日の繁栄を築きあげておられる点です。





いずれの温泉もコーディネーターを努められた松田教授が大いに関わっておられ、今後の発展が期待できる温泉地です。


残念ながら私は山中温泉を訪問した経験がありませんが、ぬかびら源泉郷と長湯温泉は訪問経験があります。

特に長湯温泉は昨年マイカーで訪問しています。


全国有数の炭酸泉で、私が長湯温泉で一番入りたかった湯にも無事入湯できました。

その湯はこちらです。

521_長湯温泉20080718_ガニ湯全景2.jpg

ここは「ガニ湯」と呼ばれる川のど真ん中にある天然温泉です。

しかも長湯温泉名物の濃厚な炭酸泉です。


その証として、浴槽近くにある橋の下にその説明がありました。

552_長湯温泉20080718_橋の下・炭酸泉説明.jpg

浴槽周辺に遮る物は何もありません。

つまり周りから丸見えの状態です。


しかし、この機会を逃すと私も2度とこの湯に入る機会がないかもしれません。


したがって・・・

574_長湯温泉20080718_ガニ湯入浴撮影.jpg

しっかりと入浴させていただきました。


私も数多くの野湯に入ってきましたが、こうした環境の野湯は北海道には存在しません。






さて、話をオープンカレッジに戻します。

竹田市長の首藤さんからローカル温泉地復活のキーワードとしてこのようなお話をされていました。


最近の温泉は昔と違って2つの温泉文化が無くなりつつあります。

1.飲泉文化
  昔は温泉地に行けばどこにでも飲泉可能な場所があり、体内から温泉療養を行うという習慣があったが、それが見られなくなってしまった。


2.外湯巡りの文化
  昔、温泉は地域全体の財産という考え方が定着しており、宿泊者に限らず地域住民や外部からの来訪者が気軽に利用できる外湯(共同浴場)が多く存在していたが、現在はかなり減少傾向にある。

 

この話を受け、松田教授から

温泉文化が無くなったと言えば、「湯治文化」も失われつつあるとお話がありました。



考えてみれば「飲泉」「外湯」「湯治」の3つの内、特に「外湯」という文化は歴史の浅い北海道には元々存在していなかったのかもしれません。


しかし、草津や野沢といった老舗温泉に行けば多くの外湯巡りができます。

また黒川温泉が大ブレークした根底には宿泊した宿以外のお風呂を楽しめる湯巡り手形にあったように思います。


そして現在、それを実現しているのが「ぬかびら源泉郷」なのです。

私はこうした地道な取組がいずれ大きな花が咲くと期待しています。



記事内でも書きましたが、温泉地のおける経営者全体が自分の宿のことだけでなく、地域全体の活性化に向け協力連携する事こそ、今後の発展につながるものと思っています。


皆さんのお話を聞いているうちに2時間があっという間に過ぎてしまいました。


最後にお楽しみ抽選会がありました。

パネリストの方が持参された名産品を来場者に抽選で配られます。

220_札幌国際大学オープンカレッジ(第1回目)20081022_抽選会.jpg



残念ながら私には当たりませんでしたが、大変楽しく有意義なお話でした。

あと3回開催されますが、11月に入ると地方出張もあるので何回参加できるかわかりません。



パネリストの皆さんが記念撮影です。

300_札幌国際大学オープンカレッジ(第1回目)20081022_記念撮影.jpg


私も皆さんと名刺交換させていただきました。

特に首藤市長さんとは長湯温泉訪問時の感想について若干立ち話をさせていただきました。



講義の中で首藤市長さんと松田教授が言われた言葉がとても印象に残りました。


とかく地域再生や温泉地改革を行う人を、周りの人は「異端児」もしくは「変人」と言われる場合が多いのです。
しかし真にその活動をされている方にとっては揶揄する言葉ではなく「褒め言葉」として受け取っているのです。
そしてそれを言われる度に嬉しくなりそして元気づけられるものです。





この度は本当にありがとうございました。



※札幌国際大学オープンカレッジの詳細及ぶ受講申込みはこちらのサイトを参照願います。

http://hellosiu.com/siufiles/open_college/top.html




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コメント(4件)

内 容 ニックネーム/日時
情報の発達で、価値観の多様化は日本だけでなく世界的にも広がっているというスタンスで書きます。
昔あった団体型温泉観光から、特徴のある個湯が連帯した温泉利用へ変化せざる得ない。見た目は湯治場のような先祖返りに映るが、顧客満足はずーっと高い。
温泉や観光に限らず、この傾向はしばらく続く。
今あるサービスで来るお客さんを詳細に分析するだけでは対面産業は伸びない。この傾向はコンビニなどの日常サービス業から顕著になる。
経営者に要求されるモノは一層高くなる。ウサギの言いたい放題
u.yan
2009/10/23 18:21
古くから有る湯治文化は、北海道において現時点では変則的な物として続いていますね〜道の駅と温泉施設の融合でキャンピングカーなどを使ったものです。
キャンプ場との融合で生き残っている物もあります。
有る程度自炊して、温泉を利用し長期間楽しむという点で変則的でも湯治と言っていいと思います。
飲泉利用については、許認可や衛生管理の煩雑さから新規施設において敬遠される傾向にあるようですが・・・
温泉による地域の活性化案で忘れて欲しくないのは、入浴マナーの徹底と行政サイドの歩み寄りだと思います。
利用者サイドとしては、最低限「自分のゴミは持ち帰る(出来れば多少他のゴミがあったら拾って帰る)」や「入浴時には綺麗に使用する」「飲酒や飲食を慎む」などがあげられ・・・
行政サイドは、管理できない(コストがかかる)からと言ってむやみに閉鎖しないとか地域住民などから申請があった場合きちんとこの基準をクリアーできれば許可って言うラインを利用前提で明確にする。なんて事があげられると思うんですが・・・
事なかれ主義で前例踏襲をやってるうちは絶対に無理でしょうね〜
北海昆布
2009/10/23 19:52
●u.yanさん
価値観の多様化は確かにあやゆるジャンルで進行していると感じています。
そこには大いなる発想の転換が必要です。

成功者のお話を聞くと、常に消費者目線で対応している事が良くわかります。
温泉マン
2009/10/23 21:32
●北海昆布さん
安かろう、悪かろうの時代は終焉を迎えます。
三セクの温泉がことごとく崩壊していったのには明確な原因があります。

会社運営は社長の考え方で変わりますが、温泉観光地においてもその地域リーダーの考えによって大きく変貌を遂げることが全国各地で実証されています。

基本は”やる気”にあると思います。
これは行政が一番苦手な部分です。
温泉マン
2009/10/23 21:37

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