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zoom RSS 温故知新の旅 #10 「御崎浜の湯」

<<   作成日時 : 2009/06/29 00:19   >>

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現在当ブログでは「温故知新の旅」と題し、過去に我が家が挙行した北海道全湯巡りで回った温泉を振り返らせていただいています。

今回から数回にわたり無料で入浴可能な温泉(多くは秘湯と呼ばれている)の現状ついてお伝えしたいと思います。

北海道が温泉天国であると感じさせてくれる要素の中に無料で入浴できる温泉が数多く存在している点も挙がられるかと思います。

もちろん自然湧出のまま人間の手が全く加えられていない物もありますが、その多くは入浴者の利便性のために人為的に浴槽が造られている物も多く存在します。

人為的な浴槽が造られた物に関しては清掃や浴槽維持に多くの方のご苦労がそこに存在しています。

これら無料入浴可能な秘湯があまり世に知られていない時代は、本当に温泉を愛する方のみが時間と労力を掛けその地を訪れ楽しんでいたのですが、道路整備や車の高性能化そして何よりよインターネットの普及による情報網の発達により、ほんの一部の秘湯を除き多くの方が秘湯に押し寄せる時代になりました。

秘湯を多くの方が楽しむ事は決して悪い事ではありませんが、無料が故に生じる問題も多く発生しています。



そのキーワードは”マナー”です。




今回の記事ではこの”マナー”について考えながら紹介させていただきます。

もちろん私自身が偉そうに他人のマナーについて語れるものではありませんが自分自身への戒めも込め書かせていただきたいと思います。


先日18年振りに道南にある「御崎浜の湯」を訪問してきました。

ここは地元町内会の方々が管理する無料の温泉でした。

しかし昨年、友人の温泉ブログで最近の「御崎浜の湯」に関する情報を見て驚いてしまいました。

それは

「町内以外の者の入浴禁止!!」

です。


私が訪問した当初は全くの無料の形態をとっていましたが、その後入口付近に”志”の募金箱が置かれ部外者の入浴も受け入れていただいていたのですが、現在はそれもなくなってしまったようです。




「御崎浜の湯」へは函館市中心部より国道278号を東進し、旧恵山町市街より道道635号元村恵山線を恵山岬方面へ走行します。

幅員広い
↑【道道635号元村恵山線】

国道右折後は比較的広い道路を走行できます。




しかし、しばらくすると道路幅員は一変し・・・

幅員狭小
↑【道道635号元村恵山線】

狭小な道路幅員に変わります。




恵山岬方面へ車を走らせると道路上に次の標識が見えてきます。

道道標識
↑【御崎浜の湯】

「浜の湯」の案内看板です。



標識拡大
↑【御崎浜の湯】


道道上に設置されている点から、本来この湯を多くの方に利用していただく事を想定していたと思われます。

温泉入口付近
↑【御崎浜の湯】

道路脇の海岸線に温泉が存在します。




しかし、その入口に次の案内標識がありました。

町内以外の方は・・・
↑【御崎浜の湯】

以前には無かった案内表示です。



現在の浴槽
↑【御崎浜の湯】

入口付近から浴槽の一部を撮影させていただきました。





さて、私が18年前に訪問した際の写真がありますのでご紹介します。

昔の標識
↑【御崎浜の湯 ※1991年10月】

道道にあった標識は今と変わっていませんね。





昔の駐車場
↑【御崎浜の湯 ※1991年10月】

駐車スペースも変わりないようです。





昔の浴槽の様子
↑【御崎浜の湯 ※1991年10月】

当時は部外者禁止や入浴時間の指定は特にありませんでした。


※当時もそうでしたが、当然地元の方が入浴していたり近くにいらっしゃる場合は一声掛けて入浴させていただくのが常識的ルールでした。


入浴状況
↑【御崎浜の湯 ※1991年10月】

貴重な湯を静かに楽しませいただきます。





昔の浴槽全体
↑【御崎浜の湯 ※1991年10月】

入浴後の簡単な整理整頓も入浴者としてのマナーです。




しかしどこの無料温泉もそうですが、多くの方にその存在が知られるようになると大勢で押し寄せ近くにキャンプしたり深夜まで騒ぐ集団も出現したようです。

また前述の友人ブログに寄れば、言葉も憚るような行為を平然とする輩も現れついには地元町内会の方々の堪忍袋の緒も切れてしまいました。

ただ今回訪問し感じたのは、町内以外の方は完全入浴禁止ではなく、ある時間(午後8時30分)以降入浴OKとなっているのは、心優しい地元の方の配慮を感じました。

しかしよくよく考えて見れば、この浴槽は元来町内会の方が、町内会の皆さんの疲れを癒すため設置されたものであり、部外者は善意でそのもらい湯を楽しませていただいていた訳ですから、限られた時間であれこの湯を楽しませていただける事に感謝しなければならないと思います。


マナーが悪化すれば当然それらを管理されている方々の逆鱗に触れ、入浴禁止や最悪温泉施設その物が閉鎖されてしまう危惧が懸念されます。


私自身最近気になっているのは、それら秘湯にキャンプ場でもないのに駐車場等に平然とテントを張り我が物顔に占領している人達を見て、少々残念な気持ちになります。

しかも秘湯は国立公園内にあるものも多く、キャンプ中の食事や残飯処理を適切に行わなければ自然環境の破壊のみならず、熊等の被害もそのうちに間違いなく発生するのではないかと心配しています。

温泉を愛する多くの方が今後も気持ちよく楽しんでいただくためにも、私も含めお互いマナーを守り入浴できればと思っています。

それでは。

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コメント(6件)

内 容 ニックネーム/日時
たしかに温泉マンさんのおっしゃる通りだと思います。

本来人間が利用するための人工工作物である温泉と自然を調和させていくことはたいへん難しいことだと思います。
利用者が増えれば増えるほど、マナーの悪い方の来訪も増えるわけですから・・・。
温泉だけの問題ではないですよね?
家庭や学校での教育の問題が大きいのかと・・・。
ジェベリスト777
2009/06/29 05:26
●ジェベリスト777さん
立派な湯船がありいつでも入浴できる秘湯が特にマナー低下が進んでいるように思います。
事前に湯船のゴミや異物清掃そして湯温調整等を含め手間暇がかかる場所はそうでもないかも知れません。

入浴の利便性向上のため浴槽等を造る事になるのですが、確かに自然との調和が難しいのも事実ですね。

>利用者が増えれば増えるほど、マナーの悪い方の来訪も
>増えるわけですから・・・。
>温泉だけの問題ではないですよね?
最近温泉に行った際、その近くにある「名水」や「湧き水」の場所に立ち寄る事がありますが、ここも最近マナーの悪さが目立って来ましたね。これについては後日レポートする予定です。

>家庭や学校での教育の問題が大きいのかと・・・。
名水や湧き水の取水場所の場合は結構年配者にマナー無視の人が多いので、個人の資質の問題かと思っています。

「御崎浜の湯」に関しては地元の方の善意で入浴させていただいていた気持ちを無にしてしまった事は本当に残念な事です。
温泉マン
2009/06/29 09:22
おはようございます。
私も、無料野天風呂の周辺にキャンピングカーが並んでいるのを見ると、がっかりする一人です。

本来温泉は人間の物ではなく自然の一部です。

自然に湧出しては自然に還ってゆく恵みの一部を利用させていただくという気持ちがあれば、そこにやたらと手を加えたりはせず、静かに来てお湯を頂いて静かに帰る…
仮に手を加えたりしても元に戻してきれいにして帰るという事が自ずとできるようになるかと思っています。
昔の日本人が温泉神社や薬師堂を建てたり、アイヌの方が一部の温泉を「カムイ○○」と呼んだのには、そういう感情が背景にあるのではないでしょうか?

そういう認識を持つか持たないかはまさしく個人の資質によることですが、時折残念に思う事がありますよね。
のん
2009/06/29 11:30
●のんさん
こんにちは。

>本来温泉は人間の物ではなく自然の一部です。
まったくもってごもっともです。

今ではインターネットで簡単に情報を入手できるようになり、ある意味それがマナー低下に少なからず影響を与えているかと感じています。

趣味で書いているブログ情報ならともかく、公に販売される雑誌に記載されている温泉情報は正確であってほしいと思っていますが一部情報が古かったり間違っているものもあります。

今回記事にした「浜の湯」も最近発売された温泉関連雑誌に掲載されていますがそこに書かれている情報は昨年以前のかなり古い情報になっています。もしその情報を見て訪ねた方が現地に行き入浴できなかった場合、地元の方に文句を言うのは筋違いで、雑誌に情報提供された方や出版社が何らかの方法で訂正情報を出されるべきだと思っています。

しかし実際迅速に訂正される例は稀のようですね。
温泉マン
2009/06/29 14:44
そのような事に・・・・
私も訂正します。
かりん
2009/07/08 21:01
●かりんさん
人が常駐している温泉施設であれば事前問い合わせもできますが、このような施設ではそれもままなりません。
利用情報が変わった場合はできる限り速やかに正しい情報提供が望ましいですね。
温泉マン
2009/07/08 21:19

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