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zoom RSS 小幌駅 後編

<<   作成日時 : 2008/10/31 00:26   >>

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小幌駅レポートの後編です。
乗車して来た列車は汽笛を残しトンネルの奥へと走り去って行きました。
そしてこの時この無人駅にいるのは私一人だけとなりました。


小幌駅はトンネルとトンネルの間に存在する駅です。
(地形的環境からすれば新幹線の新神戸駅的感じです(笑))



駅構内の様子をお伝えします。

長万部方面のトンネル
↑【小幌駅】

上り方向(長万部・函館方面)を見たトンネルの様子です。





室蘭方面のトンネル
↑【小幌駅】

下り方向(東室蘭・札幌方面)を見たトンネルの様子です。

下り線(写真左)ホーム、上り線(写真右)ホームとも狭く短い様子がおわかりいただけると思います。





小幌駅はこの両方のトンネルの間約82mの中にぽつんと存在します。
(※82mの根拠は携帯型レーザー測距計で測ってみました)
レーザー測距計
↑【レーザー測距計】




駅の場所は記事最後のGoogleマップでご確認下さい。

写真では駅構内の全容がわかりにくいので動画でご覧下さい。

■駅周辺の様子(動画)




白い小屋
↑【小幌駅 白い小屋】

下り線ホーム左上に白い小屋があります。

中に電話があるので鉄道関連の業務用施設と思われます。





画像
↑【小幌駅 白い小屋の中】

入口が施錠されています。




上り線ホーム(長万部方面)
↑【小幌駅】

こちらが来るときに降りた上り線(長万部方面)ホームです。






下り線ホーム(東室蘭方面)
↑【小幌駅】

こちらは帰りに乗車する下り線(東室蘭方面)ホームです。





線路横の建物
↑【小幌駅】

上り線左手に建物があります。

これも鉄道関連の業務用施設でしょうか。





海側に人の踏み跡があるので行ってみます。

海岸への道
↑【小幌駅】

この付近は平らな道です。


他の訪問者ブログ情報によれば、以前この辺りに待合室がありそこに人が住んでいたとのことです。
現在待合室は存在しません。
(この住人に関する情報は記事最後の方で紹介します)


海岸への道
↑【小幌駅】

少し波の音が聞こえてきます。






小幌洞窟遺跡・岩屋観音への標識密漁禁止の看板
↑【小幌駅】

左手へ進むと「小幌洞窟遺跡・岩屋観音」と書かれた標識があります。

右側に「禁密漁」と書かれた大きな看板があります。





遺跡への道海方向を見る
↑【小幌駅】

それぞれの道を少し進んでみましたが、先が長そうなので途中で引き返して来ました。
※岩屋観音は海岸方向へ10分少々歩いて下りた地点にあるようです。





駅から北側を見上げると国道37号が見えます。

駅から国道37号を見る
↑【小幌駅】

白くみえるのが「礼文華橋」です。
大型車が橋のジョイントを通過する際の音が駅まで響いてきます。

ここから国道へ抜ける道はありません。





礼文華橋画像
↑【礼文華橋】

国道37号から小幌駅方向を見るとこんな感じです。

赤い矢印の辺りが小幌駅です。





小幌駅に停車する列車本数は限られていますが、ここ室蘭本線は札幌と函館を結ぶ幹線です。

頻繁に特急列車や貨物列車が通過して行きます。

北斗星通過
↑【小幌駅 寝台特急北斗星通過】


■北斗星通過 ※動画でもどうぞ





スーパー北斗通過
↑【小幌駅 振り子特急スーパー北斗通過】




貨物列車通過1貨物列車通過
↑【小幌駅 貨物列車通過】






写真を撮ったり、付近を散策しているうちにあっという間に50分が経過しました。

帰りの時間が迫ってきました。

駅名標と記念撮影
↑【小幌駅にて記念撮影】

次回はいつ訪ねる事ができるかわかりません。

駅名標と記念撮影をします。



※駅名標に魚のイラストとともに次の注意書きが貼られていました。

釣り人の皆さんへ
全長35cm以下のヒラメが釣れた場合は、リリースして下さい。
資源を増やす心のものさし(35cmの定規が描かれています)
北海道海面利用協議会 北海道






さて小幌駅発9時24分の東室蘭行に乗車します。
これを逃すと次の列車は6時間後の15時26分発迄ありません。

時刻表
↑【小幌駅 時刻表】





帰りの列車(東室蘭行)が入線して来ました。

帰りの列車
↑【小幌駅】

来るときは3両編成の列車でしたが、帰りは1両のみの列車です。




再び6分の乗車で礼文駅へ戻ります。


■小幌駅〜礼文駅 ※動画でどうぞ
(6分17秒あります)







※さて上り線ホーム脇にあったと思われる建物に住んでいたと言われる人の情報に関してYouTubeで検索していたらこの駅に関して次の映像がありました。
私はこの放送を見ていませんでした。
小屋に住んでいたと噂されていたおじさんが現在いない理由が判明しました。







■温泉マン一口メモ
今回の記事をお読みいただき、何のためにここに駅があるのかと思われた方も多いかと思います。

実は一般の利用者のためよりは、この駅の両端にあるトンネルを保守点検するJR北海道の関係者のためにある駅といった方が良いかも知れません。

記事内で説明した通り、ここへ辿り着く陸路がないため保線職員もおいそれとここへ来ることができません。
したがってここに駅があるおかげで仕事にやってくる事ができるのです。

JR北海道の保線関係以外の方がここへ下車するのは私のような鉄道ファンと海岸線の釣り場へ向かう釣り人くらいのようです。




こうした秘境駅が北海道に多く存在します。

牛山隆信氏の「秘境駅に行こう!」で上位50位以内にランキングされている駅が北海道に20駅あります。

私はこれは立派な観光資源だと思っています。

そこに全国各地から集う人達がいることを忘れないで下さい。

もしあなたのお近くに秘境駅がありましたらそれは利用者のない無駄な駅と思わず、全国的にも大変貴重な駅であることを是非ご認識いただければ幸いです。


No. 駅名(路線名)     秘境駅ランキング
 1.小幌駅(室蘭本線)   1位
 2.古瀬駅(根室本線)   9位
 3.旧白滝駅(石北本線) 13位
 4.初田牛駅(根室本線) 15位
 5.下白滝駅(石北本線) 17位
 6.豊ヶ岡駅(札沼線)   21位
 7.北豊津駅(函館本線) 22位
 8.糠南駅(宗谷本線)  23位
 9.上白滝駅(石北本線) 25位
10.東山駅(函館本線)  26位
11.豊清水駅(宗谷本線) 28位
12.生野駅(石北本線)  31位
13.北剣淵駅(宗谷本線) 33位
14.絵笛駅(日高本線)  34位
15.紋穂内(宗谷本線)  35位
16.神明駅(江差線)   37位
17.昆布盛駅(根室本線) 40位
18.姫川駅(函館本線) 41位
19.抜海駅(宗谷本線) 43位
20.南美深駅(宗谷本線) 47位


興味のある方は一度お近くの秘境駅を訪ねてみませんか?


次回は秘境駅ランキング全国22位の北豊津駅を紹介予定です。





秘境駅のランキング詳細は下記サイトをご参照下さい。


●秘境駅へ行こう!(管理人:牛山隆信氏)
http://hp1.cyberstation.ne.jp/hikyoueki/


文庫本が2冊出版されています。
(もちろん私は2冊とも持っています)




秘境駅へ行こう!
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小学館文庫 著者:牛山隆信出版社:小学館サイズ:文庫ページ数:222p発行年月:2001年08月この


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もっと秘境駅へ行こう!
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小学館文庫 著者:牛山隆信出版社:小学館サイズ:文庫ページ数:252p発行年月:2003年08月この


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住所は
北海道虻田郡豊浦町字礼文華


■「小幌駅」はこちらです。






■「礼文駅」はこちらです。











それでは。

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コメント(6件)

内 容 ニックネーム/日時
いやはや、なんとまあ・・
この駅はよっぽど行こうと思わない限り行けませんよ。
その分逆にレア度の高い情報になりますね。お疲れ様です。
ぜひこれからも道内の秘境をご紹介してくださいね。
カルゴン
URL
2008/10/31 09:23
●カルゴンさん
最近は温泉から鉄道にシフトしています。(笑)
秘湯探索はそれなりに歩く場合が多いのですが、鉄道駅は車で訪問したり、列車に乗ればそこに辿り着くことができますので・・・

私の夢は北海道内の隠れ観光資産を掘り起こして行きたいと思っています。

できればそのうち建ブロメンバーの皆様にご協力いただき「北海道穴場スポット(えっ!こんなトコあった!?)」的サイトを作れればいいなぁ〜と思っています。
是非カルゴンさんもご協力下さいね。
そのための情報源提供は地域情報に詳しい建設業に従事されている方の協力が一番かと思っています。
※北海道観光は建設業が支える時代です。
温泉マン
2008/10/31 10:30
よく訪ねましたね。たいへんな所です。

保線用の、線路上を走るバイクのような乗り物がありますが、ここは距離がありますから、駅を設けたんですね。特に、冬季の見回りはたいへんですから、緊急時に宿泊出来る施設があるのだと思います。
電話は、鉄道電話ですね。

いずれにしろ、まさに探検、お疲れさまでした。
青さん
2008/10/31 16:34
この駅、興味があって昨年は一度行こうかなぁ〜と考えたぐらいですが・・一人でこの駅で次の汽車が来るのを待つのも怖いから
あきらめた経緯があります。

ここの秘湯はやっぱりないですねw
karin
URL
2008/10/31 17:39
●青さん
前から一度訪ねたいと思っていたので勢いで行ってきました。
コメント内容からすると青さんも結構鉄オタなのですね。
今度是非ご一緒下さい。
温泉マン
2008/10/31 23:36
●karinさん
雪が降る前に行って来ようと思い先日決行しました。
長い時間滞在したくなかったので今回のようなスケジュールになりました。
小幌駅にいた50分間はあっという間でした。

でも秘湯があれば1日いたかもしれません。(笑)
温泉マン
2008/10/31 23:40

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