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前編に引き続き今回は「C62-3号機」の乗車風景を書きたいと思います。 時は1988年5月の連休です。 北海道でのSL最終運転(客車)は1975(S50)年12月14日です。 「さようならSL」のヘッドマークを掲げたC57形135号機により室蘭本線長万部〜岩見沢間の225列車が運転され、蒸気機関車牽引の定期旅客列車は姿を消したのです。 その後ハドソン工藤社長の熱き思いはC62を実際の鉄路で復活運転させたいという方向へ注がれます。 当時小樽の手宮操車場にあった「C62-3号機」が国鉄OBマンの手によって再生されました。 ●C62 3号機(ウィキペディアフリー百科事典) http://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%9B%BD%E9%89%84C62%E5%BD%A2%E8%92%B8%E6%B0%97%E6%A9%9F%E9%96%A2%E8%BB%8A この「C62-3号機」運行復活に際し、重要な鍵を握る人達がいます。 昭和62(1987)年4月1日、任意団体・北海道鉄道文化協議会(略称:鉄文協)が発足し、本格的にC62-3号機運行に向けて動き始めたのです。 鉄文協は工藤竜男氏(小樽在住のレストランオーナー)を専務理事兼任事務局長とし、会長には勇断でC623号機の危機を救った小樽の中澤漁網社長の中澤信行氏が、また副会長には上島珈琲の上島達司社長、ハドソンの工藤裕司社長等が名を列ね鉄道ジャーナル社長の竹島紀元氏も顧問となったのです。 実は運行再開には1億3千万円余りの費用が必要だったのです。 再開までには幾多の難題がありましたが関係者の並々ならぬ努力を持って乗り越え実現となったのです。 先ずはその勇姿を見ていただきましょう。 我が家では小樽〜倶知安間を往復乗車しました。 倶知安駅で撮影した写真が良かったので先に紹介させていただきます。 倶知安駅に停車中のC62-3号機です。 ![]() ↑【倶知安駅にての勇姿】 復活当初は小樽駅〜倶知安駅の運行でした。 その後、ハドソン創始者の工藤兄弟の故郷ニセコ駅まで延長されました。 ニセコ駅までの延長のため転車台を新得駅からニセコ駅に移設されました。 これはハドソン工藤社長による尽力により実現されたのです。 ![]() ↑【小樽駅にてC62-3の入線を待つ】 列車を待つ時間は鉄道ファンにとっては心ときめくひとときです。 ![]() ↑【小樽駅に入線するC62-3】 「待ってましたぁ〜・・・」 そんな気持ちにさせてくれました。 ![]() ↑【駆け回る報道陣】 報道陣の方も右往左往していました。 ![]() ↑【車内で記念撮影】 1両だけカフェカーなるものが連結されていました。 ![]() ↑【この車両は上島珈琲専用車】 カフェカーは上島珈琲が運営する車両でした。 コーヒーやアイスクリーム等を楽しむ事ができる車両です。 ![]() ↑【運行関係者の人達(倶知安駅)】 倶知安駅で談笑する運転手、車掌、駅関係者の方々です。 ![]() ↑【倶知安駅にて勇姿を眺める】 多くの方がSL周辺に集まり、記念撮影やその勇姿を眺めていました。 この年1988年4月29日の運行から約7年7ヶ月、C62-3号機は臨時列車「快速C62ニセコ号」として運転されました。 しかしながら運行経費等の問題(ここでは書けないがその他多くの問題)により1995年(H7)11月3日運行を終えたのです。 運行日数合計366日、総運行距離62683キロ、ここに北海道鉄道文化協議会によるC62-3号機運行は終わったのです。 C62-3号機は、将来の復活の可能性に備えて北海道旅客鉄道(JR北海道)苗穂工場に保存されることとなり、しばらくの間車籍を保持していましたが、2000年に除籍されました。 最後に、このSL復活にはエピソードがあります。 本当の目的はC62-3号の運転再開が主目的ではなかったのです。 日本国有鉄道小樽築港機関区で東洋一と言われた 「扇形庫」 の保存と、現場そのものの「存続」がテーマだったのです。 それと、SL運行に対する運賃は鉄文協(北海道鉄道文化協議会)が保証する形態で契約されていました。 つまり、運行している列車は臨時列車「快速C62ニセコ号」となってはいましたが契約上は貸切列車扱いだったのです。 この事を知る方はほとんどいらっしゃないかと思います。 いずれにしても「SL運行再開実現」という一つの目標に向かって多くの熱き心を持った方が尽力をされ実現にこぎつけました。 人間、何かに熱意を集中、そして努力し成し遂げる快感は計り知れないものがあります。 これからの私の人生にもこのような熱くなれるテーマが現れて欲しいと願う日々です。 前編、後編の2回に分けてご紹介した「C62-3号機」復活のお話は終了です。 お読みいただき感謝申し上げます。 タグ:小樽駅 倶知安駅 C62-3 ハドソン 扇形庫 北海道鉄道文化協議会 |
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道の駅「ニセコビュープラザ」
真狩村の羊蹄山湧き水からニセコ町へ向かいます。 走行してまもなくニセコ町へ入ります。 そして道路は下り坂となりその左手に小学校が見えてきます。 ...続きを見る |
北海道人の独り言 2008/10/03 00:51 |
駅のある風景 #17 「然別駅」
引き続き昨年度訪問した駅のある風景シリーズを書かせていただきます。 今回紹介する駅はJR北海道函館本線「然別駅」です。 ...続きを見る |
北海道人の独り言 2009/01/10 00:26 |
| 内 容 | ニックネーム/日時 |
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ということは、今でも転車台はニセコにあるのでしょうか? |
nikumaru 2006/12/12 01:26 |
●nikumaruさん |
温泉マン 2006/12/12 08:22 |
実に読み応えのある記事でした。 |
カルゴン 2006/12/12 09:19 |
●カルゴンさん |
温泉マン 2006/12/12 09:43 |
C62の重連まで考えていたのですか! |
カルゴン 2006/12/13 11:32 |
●カルゴンさん |
温泉マン 2006/12/13 13:14 |
じゅんブログでお邪魔している「かりん」です。こんばんは o(^-^ o ) |
かりん 2006/12/13 16:42 |
●かりんさん |
温泉マン 2006/12/13 17:40 |
お邪魔します(検索サイトから) |
NETPLAZA 2010/12/01 13:42 |
●NETPLAZAさん |
温泉マン 2010/12/01 23:05 |
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