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zoom RSS 国鉄時代の時刻表 その2

<<   作成日時 : 2006/12/16 12:42   >>

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懐かしい国鉄時代の時刻表について第2段を書かせていただきます。
今回は 「胆振線」 をご紹介します。

胆振線は伊達紋別(伊達市)倶知安を結ぶ路線でした。

今ではその鉄路付近の道路を走っていても当時の面影はありません。

京極、喜茂別、大滝、北湯沢等、国道を走る事があっても、ここに鉄道が走っていたことを知る方は少なくなってきました。


この路線には鉄道ファンには有名な急行が走っていました。

急行「いぶり号」です。
(昭和41年3月の時点では『準急いぶり号』)

なぜ有名であったかというと「循環急行」と呼ばれていたのです。

始発駅が札幌で終着駅も札幌だったのです。
この列車は2系統あり右回り(千歳先回り)左回り(小樽先回り)の両方がありました。

まずは右回りから
@札幌→(千歳線)→苫小牧→(室蘭本線)→伊達紋別→(胆振線)→倶知安→(函館本線)→小樽→札幌

そして左まわりは
A札幌→(函館本線)→小樽→倶知安→(胆振線)→伊達紋別→(室蘭本線)→苫小牧→(千歳線)→札幌


当時国鉄の運賃規則にこのような規定があったと記憶しています。

目的駅迄の運賃はその経路に関係なく最短距離のキロ程によって計算する。(但し途中下車の場合は除く)・・・・



例をあげて説明すると、札幌から小樽まで行くとします。

普通の人は札幌駅から函館本線の小樽行きに乗車し小樽へ向かいます。

しかし前記@のルートで札幌から小樽まで乗車しても料金は最短の札幌〜小樽間で計算されるというルールです。
但し、その間の途中下車はできません。

またぐるりと1周を回ってきた場合は、1周分の距離に応じた普通運賃と急行料金が加算されます。

現在JRになってからこのルールが生きているかどうかは分かりませんが、当時の鉄道マニアの間では常識でした。


さて、その胆振線は1986年11月1日に廃止されたのですが、我が家はその年の8月に2つの駅を訪ねました。


優徳駅1


↑【胆振線優徳駅】
胆振線前身であった胆振縦貫鉄道が設立され、同社が1940(昭和15)年に伊達紋別〜徳舜別(新大滝)間を開通、翌41(昭和16)年には胆振縦貫鉄道が胆振鉄道を合併し、同年徳舜別〜西喜茂別(喜茂別)間の開通により倶知安〜伊達紋別間が全通しました。

徳舜瞥のうちの優れた所の意味で「優徳」といったのが地名と駅名になったと言われています。


「優徳駅」のあった場所はこちらへ





優徳駅2


↑【胆振線優徳駅】
駅名標が懐かしいです。


優徳駅3


↑【胆振線優徳駅】
線路の上に降りられるのも運行本数が少ないローカル線ならではです。


昭和41年3月号の国鉄時刻表を見てみます。
胆振線時刻表


↑【胆振線時刻表(S41年)】
色がくすんでいて時代を彷彿させてくれます。


さて「優徳駅」を喜茂別方向へ進むと次の駅は「新大滝」です。
さらに「新大滝駅」を喜茂別進行すると「御園駅(みそのえき)」になります。


この間は行政界で「新大滝駅」は大滝村(現、伊達市大滝区)であり、「御園駅」は喜茂別町でした。
駅間も長く13.4Kmあり途中「おろえんトンネル」を通り列車では25分かかっていました。

優徳駅、新大滝駅は現在の国道453号沿いに位置していましたが、御園駅は現在の国道276号から道道を数Km入った所にありましたので、駅を訪ねる目的がなければ通る事もなかったかと思います。

御園駅1


↑【胆振線御園駅】
何気なくこちら方面に足が向いたので立ち寄ってみました。


御園駅2


↑【胆振線御園駅】
虫取り網は御園駅の駅員さんから貸していただいたものです。
とても親切な駅員さんだった事を今でも覚えています。


「御園駅」のあった場所はこちらへ





この「胆振線」沿線にも多くの温泉が存在しました。
現在その駅跡を知る事も難しくなりました。

有名な所では北湯沢にあります「湯元名水亭」場所に北湯沢駅がありました。
北湯沢温泉から蟠渓(ばんけい)温泉にかけては、長流川(おさるがわ)沿いの崖を縫うように走っていました。

そう言えばこの記事を書いて思い出した温泉があります。
壮瞥町久保内地区の弁慶川沿いにあった「弁景温泉」です。

かなり以前この弁景温泉はボランティアの方々の手によって会員制の温泉として残されていたように思ったのですが、その後どうなったかはわかりません。

聞いた話によるとその後できた壮瞥町久保内ふれあいセンターの温泉はこの弁景温泉の源泉を引いているらしい・・・・・。

でも定かではない。
そのうち一度確認に出かけてみたいと思います。

もしご存じの方がいらっしゃましたら是非コメントをお願いいたします。


久保内ふれあいセンター
・TEL 0142-65-2010  ・住所 壮瞥町字南久保内
・入館料 大人:390円 小人:140円 幼児:70円
・休館日 毎週水曜日  ・入浴時間 10:00〜20:30
・泉質 塩化物、硫酸塩泉
・効能 慢性皮膚病、慢性婦人病、神経痛、慢性消化器病等


●壮瞥町ホームページ
http://www.town.sobetsu.hokkaido.jp/cgi-bin/odb-get.exe?wit_template=AM020000


鉄道ファンにとってはその懐かしい跡も消えつつ有ることに寂しさを感じずにはいられません。


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コメント(4件)

内 容 ニックネーム/日時
循環急行なんて言葉、はじめて知りました。昔は道内至るところに鉄路があったのですね・・
みんな廃線になってしまいました。なんだか寂しいです。
カルゴン
2006/12/17 15:59
当時(昭和40年頃)うちの近所のローカル線の小さな駅にも駅長さんがいて、子供ながらにとても威厳があって優しくて所作がかっこいいと思っていました。
ちょっと遠出する時の足といえば、汽車しかなかったんです。
どぼん
2006/12/17 16:34
●カルゴンさん
循環列車は今やイベント以外では考えられなくなりました。
鉄道好きにとっては昔は本当に良き時代でした。
温泉マン
2006/12/17 16:50
●どぼんさん
当時の小さい子供は鉄道員に憧れていましたね。駅長の帽子は特にかっこ良かったですので。

昔は汽車に乗ると言うことは私にとっては最大の行事だったのです。
前日からそわそわワクワクでなかなか寝付かれない純情な少年でした。
私の場合近くの駅といっても7Km離れていました。
ですから自宅で汽笛を聞くということもありませんでした。
でも汽笛の音って旅情をかき立てますよね。
温泉マン
2006/12/17 16:56

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